「東京の地図で京都をめぐる」というのも、案外悪くありません

東京に住んでいる人が京都まで観光でやってきたとしましょう。
その時に普通なら「京都の観光地図」を持ってくるはずです。
現に、二条城や嵐山にいる外国人観光客だって、みーんな京都の
観光地図を(何語で書いてあるかはともかく)持っています。
そんなのは、まあ当たり前です。
その当たり前をくつがえす「東京の地図で京都をめぐる」という
企画が、バカ企画の宝庫「デイリーポータルZ」に載ってました。
・東京の地図で京都をめぐる
portal.nifty.com/2011/07/21/c/
読む前には「東京の地図だけ見ながら京都観光って、いくら何でも
それはムチャクチャだろう」だと思っていたのですが…。
実際に読んでみるとけっこうマトモ…ではないかもしれませんが、
理にはかなっているように思います。
たとえば、東京に住んでいる人には、
 「お茶の水から秋葉原まで歩いて10分弱か」
 「新宿から池袋までだと歩くのはきついな」
という距離感覚があるでしょう。
でも、これが土地勘のない京都だと、
 「金閣寺から龍安寺までって歩いて何分かかるのか?」
 「龍安寺から四条烏丸までって歩ける距離なのかな?」
という風に疑問に思われるのではないでしょうか?
そこで上記の記事でやっているのが「東京と京都の地図を同じ縮尺に
して、左右に並べて表示させる」という荒技。
これがバカにしたものではなく、
 「金閣寺から龍安寺の距離は、山手線の巣鴨駅から大塚駅と同じ」
だとか
 「龍安寺から四条烏丸までは、大塚駅から新御茶ノ水駅までと同じ」
だとかいう(東京の方なら分かるんでしょうね)自分に分かりやすい
距離感覚に置き換えられるという優れもの。
東京の地図と京都の地図を並べて、見知らぬ京都の距離感を掴むのと
同じように、今までに未経験・未体験なことに初めて踏み出す時にも、
今までに経験した物事に当てはめてみると理解が早まります。
ヤフーやグーグルで●●について検索するのは、図書館で司書さんに
「●●についての良い本はありますか?」と尋ねるのと同じです。
●●が分かりやすくないと、返ってくる答えがトンチンカンになります。
ホームページのリンクをクリックすると別のホームページが開けるのは、
本を読んでいる時に、文中で紹介された別の本を開くようなものです。
そんな風に、何か似ていて当てはめられるものはないだろうか?
と考えてみると面白いのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
頭から「●●のことは私には分からん」と決め込んでしまうと、
人生あれやこれやと損します。ご注意ください。

商売の考え方

Posted by 新谷貴司