WordPress「PHPの更新を推奨」を無視するとどうなる?

WordPress管理画面に表示される「PHPの更新を推奨」を無視するとどうなるか? 3つのデメリットを紹介します

WordPress管理画面にアクセスした途端に、『PHPの更新を推奨』というメッセージが出ていたら、どうすべきか?

PHP(WordPressを動かすために必要なプログラム言語)のバージョンアップを、レンタルサーバーの管理画面でおこないましょう、という話を前回の記事に書きました。

WordPressに「PHPの更新を推奨」が表示された方へ

ところが、うかつにも「これを無視したらどんなデメリットがあるのか?」を書き忘れておりました。

申し訳ございません。

そこで、取り急ぎPHPの更新をしなかった場合のデメリットを紹介します。

 

デメリット1:PHPのセキュリティ面に不安がある

前回も書きましたが、PHPというのはWordPressを動かすためのプログラム言語で、ちょこちょこ更新がおこなわれています。

更新される理由は
「セキュリティ問題の解決」
「プログラム実行速度アップ」
「機能の追加」
あたりが主だったものです。

2025年7月時点で多くのレンタルサーバーでは、PHP8.3の使用をオススメしています。

PHP7.4が公開されたのが2019年11月(6年近く前)で、PHP8.3の公開は4年後の2023年11月です。

機能の大幅な強化やセキュリティ対策などが施されていますので、より安全に、より高速にPHPのプログラムが動作します。

もちろんWordPressもです。

言い方を変えますと、古いPHPを使い続けるということは、この4年間で見つかったセキュリティの穴が開きっぱなしといえます。

家や会社の鍵が壊れていたり、排気口から出入りできたりしたとして、そのまま放っておく人はまずいません。

それと同じように、対処できる不具合は対処しておいてください。

 

デメリット2:WordPress自体のアップデートも近いうちにできなくなる可能性あり

2024年7月に公開されたWordPress6.6では、PHP7.0~7.1で動作しなくなりました。

前年の2023年7月に公開されたWordPress6.3では、PHP5.6のサポートを終了しています。

単純に考えると、次のWordPress6.7あたりでPHP7.2~7.4のサポートを終了しても不思議ではありません。

WordPress本体が更新される理由も、PHP更新と同じように、
「セキュリティ問題の解決」
「プログラム実行速度アップ」
「機能の追加」
あたりが主だったものです。

より便利に、安全になっているWordPressを使うようにしたくはありませんか?

 

デメリット3:プラグインが利用できなくなる恐れがある

ひんぱんに更新しているプラグインの場合、PHPのバージョンが古いままだと

このバージョンのPHPでは、プラグインを最新版に更新できません

というメッセージが表示されることがあります。

プラグインの更新も、PHPやWordPressと同じく、不具合修正や機能強化が主な理由ですので、なるべく最新版を使いたいところです。

 

PHPバージョンアップの代行を承ります

ご自身でPHPのバージョンアップをおこなわれる場合は、前回の記事をご覧ください。

気を付ける点などを載せてあります。

「よくわからん」
「自分でやるのは不安だ」

という方は、下記フォームやLINE公式アカウントからお気軽にご相談ください。


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