地元密着なびメールマガジンはこちら

●「お金を払ってでも人の足を引っ張りたい」という人

嫉妬心から、貧乏な男が金持ちの隣人に「願いを叶えてほしい」と頼みますが、その願いとは意外なものでした。いい加減な願いであれば、逆に貧乏人の状況を改善することもできたかもしれませんが、彼は自分より他人の状況を下げたいという本能に従ってしまったのです。これは意識していない場合でも、私たちの中に潜んでいるかもしれません。金持ちになることよりも、他人を引っ張り下ろすことにエネルギーを使うのは得策ではありません。自分自身を高める努力をする方が、将来的にはより幸せになるでしょう。しかし、相手が自分を利するために他人を引っ張り下ろそうとしてくる場合は、どう対処するかは悩ましい問題です。

ロシアのジョークにこんなのがあります。
 
 
> イワンという家畜をたくさん飼っている男がいて、その
> 隣には、ろくすっぽ家畜を飼えない貧乏な男がいました。
> その男は金持ちのイワンが妬ましくて仕方ありません。
>
> ある時、その男の枕元に神様が立って、こう言いました。
>
> 神様「何でも1つだけお前の願いを叶えてやろう」
> 男 「どうか、イワンの家畜を殺してください」
 
 
普通に考えたら、
「をい、普通は自分を金持ちにしてくれとか願うだろ!」
と思いますよね? 私は思います。
「そんなバカな奴いるのか?」
…いるみたいです。ネタ元はこちら。
お金を払ってでも人の足を引っ張りたいか?at Geekなぺーじ
このページに書いてある実験とその結果を見ていると、
いい感じに憂鬱な気分になってきます。
何しろ、この実験では「他人のお金をぶん取る」のでは
なく「自分のお金を使って他人のお金を減らす」事しか
できないのに、10人のうち6人が「他人のお金を減らす」
ことをしたのですから。
しかも、この実験の最後には「自分の持分を換金する」
事になっていたのです。つまり、現実に「身銭を切って
まで」他人の取り分を減らしにかかった人が6割もいた
ことになります。
 
 
ほかにも、こういう傾向があったそうです。
・自分の持ち金が少ない人ほど他人のお金を減らそうとした。
・持ち金が多い人ほど標的になりやすかった。
・「不当に」お金を手に入れた人ほど標的になりやすかった。
 
 
一般には「金持ちは心が汚い、貧乏人は心がきれい」み
たいなことが言われますが、この実験を見る限りでは、
「人の足ばっか引っ張ってるからおまいら貧乏なんだ!」
という恐るべき結論に達してしまいます。
もちろん「悪辣な金持ち」もいれば「聖者のような貧民」
もいるに決まっています。金持ちだからとか貧乏だから
とかで十把一絡げにくくるのは無理があります。
しかし、自分を高める事よりも人の足を引っ張ることに
暗い情熱を燃やしている人が、そうでない人よりも良い
目を見る訳がないのは考えてみれば当たり前の事です。
人の足を引っ張るヒマがあったら、自分の値打ちを高め
るための勉強や試行錯誤にいそしむ事にしましょう。
 
 
あ、でも、人の足を引っ張ることが直接自分の利益にな
る場合(zero-sum game)はどうすべきか?
倫理的には「やめましょう」ですが、こっちがやらなけ
れば相手がやってくるでしょうから悩むところです。
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
金持ちが目立つと何かと危険だなー、という話です。
そんな心配は金持ちになってからしろ、とも言いますが。