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「ダメな奴は何をやってもダメ」なたった一つの理由

行列のできる講座と思わず手に取るチラシの作り方」。実践的なセミナーだけど、意見を素直に取り入れられない人は来ないほうがいいかも?

今回の「行列のできる講座と思わず手に取るチラシの作り方」はたったの3,000円です。はっきり言ってふざけてます。

控え目に言っても、15,000円くらいは軽く取れます。

たぶん、15,000円でこの内容なら「安くて良心的なセミナー」と感謝されることでしょう。

そのくらい濃密で実践的なセミナーだったんですが、そのありがたみを全員が理解していたかというと、残念ながらそうでもなかったみたいな。

講師の方が「よっぽどの有名人でない限り、講師のネームバリューで人は呼べない。人を呼べるかどうかは企画と広報の良し悪し次第だ」という至極真っ当な話をしていた時のことです。

私の隣に座っていた60過ぎくらいの男性がボソッと、
「夜回り先生を呼んで、顔写真でも載せておけば人は来るよ」
と。

…頭痛い。

この人、一体何しにここに来てるんでしょうか?

  1. 夜回り先生は「よっぽどの有名人」です。
  2. 有名人を呼ばないと集客できないと信じているのなら、そもそもこのセミナーに来る意味ありません。

「サービスが良ければ売れる」「腕が良ければ客は来る」のなら、マーケティングだのセールスだのの知識も技術も必要ありません。

「ちょっとした良さ」を見出して、どう伝えるかというスキルを教えているのに、聞き入れる気がないのなら、どんなセミナーやっても「内輪の人間」しか集められないに決まってます。

※その人は自己紹介の時に「セミナーをやっても同じような面子しか来ない」と言ってました。

自分の意見に凝り固まって、他人の意見を素直に取り入れる事ができないかぎり「ダメな奴は何やってもダメ」です。

…私も気を付けないと。基本的には割と素直だとは思ってるんですが、素直でない部分もちらほらとあるので。

2007年6月4日商売の考え方

Posted by 新谷貴司