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「質」を問わずに「数」を増やせばいいと思っている人が多すぎ

ツイッターのフォロワーを増やす方法やアクセス数を増やすテクニックには注意が必要!数だけではなく質も大切。読者の真の意義を考えよう。

昨年の秋からツイッター(140字までしか書けないブログ)で、色々書き込んだり他人の書き込みを読んだりしております。
私のツイッター
最近になって「フォロワーを増やすソフト」だとか「フォロワーを増やすノウハウ」だとかが目に付き出しました。
※フォロワー:自分の書き込みを読んでくれる人。メルマガで言う購読者みたいなものです。
自分の書き込みを読んでくれる人が1人でも1万人でも、ツイッターで書き込みをする手間はまったく変わりません。ですから、特に業務に結びつけたい人にとっては、フォロワーの数を増やしたいと思うのは当たり前です。
そこまではいいんですが、上記のノウハウやソフトを使って増える読者の質は、ハッキリ言ってかなり低いと言わざるを得ません。
なぜかというと、こういう方法で集めた人のほとんどは
「別に積極的に相手の書き込みを読みたいとは思っていない」
「相手が読者になってくれたから、こちらも読者になっただけ」
だからです。
こうやってフォロワー数を水増しして「フォロワーが何千人います」と誇ったところで、自分の影響力がどれほどのものかは自分自身が一番良く分かっているはずです。
何にも知らない人は数だけでも騙せるでしょうけど。
こうやって「質」を問わずに「数」だけをとにかく増やすというのは、別にツイッターに限った事ではありません。
たとえば、メールマガジンで「読者何万人」とか誇っているものがいくつもあります。でも、実際にそのメルマガを楽しみにしている人がどれだけいるか、は読者数とはまったく別です。
特に「メルマガに登録した方に●●をプレゼント」みたいな形で増やした読者は99.9%読んでくれませんから。
※私自身、そうやって前に2万人の読者を集めた事がありますが、呆れ返るくらいに実読率が低かったのです。
アメーバブログでもアクセス数が多く「ランキング●位です」と謳っているブログがままあります。
ジャンル別ランキング
ランキングの順位自体は本当ですが「誰がどれだけ」アクセスしているかが問題です。いくらでも水増しできますから。
・参考:アクセスアップの甘く不毛な罠
アナログな話で言えば、異業種交流会に頻繁に参加している人で「交換した名刺の枚数が何千枚、何万枚」というマニアな方もいるようです。
でも、
「もらった相手の顔を何人思い出せますか?」
「名刺交換をした相手とつながりはできてますか?」
これにまともな返事ができないなら、名刺交換など何万回やっても時間のムダです。
ある程度の数が伴わないと、質を問う事すらできないのは確かですが、「数さえ増やせば万事OK」という発想は時間とお金のムダです。
くれぐれもご注意ください。

2010年3月22日広告・宣伝について

Posted by 新谷貴司