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●マスコミに取材されさえすれば万々歳なのでしょうか?

今回はある先生がマスコミ取材のチャンスを逃してしまったエピソードを紹介しています。番組出演には注意が必要ですが、自分の専門分野で情報発信をすることは重要です。

前回のメルマガをお読みくださった静岡県のH先生から、
次のようなメールをいただきました。

> マスコミ取材・・・、先日、大チャンスを逃しました。(T_T)
>
> 有名な医師・●●先生は■■を推奨されています。
>
> ところが、カイロプラクティック的にみると、■■をし
> ている方は強い猫背になってしまっていて、慢性的な肩
> こりに悩まされている方が多いのです。
>
> それで、私のブログに「■■は良くない」といったこと
> を書いたことがあるのですが、それを見たマスコミの方
> から電話があったのです。
>
> 関西TVの番組制作部を名乗る方から、「あの●●先生
> に反論するとは、一体どんな根拠があるのですか?」と
> いう質問の電話でした。
>
> その時は患者さんが居なかったので、詳しく説明したと
> ころ、「実は睡眠についての番組を作ろうと企画してい
> まして、寝方についての様々な考え方を調べているとこ
> ろなのですが、もしも●●先生と意見を戦わすといった
> 番組になりそうでしたら反対意見の先生として出演をお
> 願いすることはできますか?」と言うではないですか。(@_@)
>
> 『なぬ~???あの●●先生とTVで意見を戦わす???』
> 想像しただけで私は頭が沸騰状態になってしまい、
> 「忙しいので時間の調整が可能でしたらお受けしますが、
> いずれにしても今後の連絡はメールでお願いします」と、
> 遠まわしに断ってしまいました。(>_<) >
> もちろん、その後は全く連絡はありません・・・。(T_T)
>
> TV出演、しかも●●大先生と一緒に出るなんていう、
> 一躍有名になれる超大チャンスを逃してしまった大バカ
> が、ここに居ます。(ーー;)

個人的にはぜひともH先生と●●大先生との討論を見て
みたかった気はしたのですが、次のように返信をいたし
ました。

> 一見すると惜しいチャンスを逃されたように思いますが、
> 何しろ相手が「関西テレビ」ですから、出ていたら某女
> 医さんみたいに変なキャラクターを演じさせられたり、
> 発言を捏造(えんしゅつ)されたりしかねません。
>
> 過日の「あるある納豆事件」も本当に反省してるのか怪
> しいところですし。
>
> ・関西テレビの納豆ポスター
>
>
> そもそも討論番組など素人が出て良い番組ではないよう
> な気がします。断って正解だったのではないかと。
>
> また、現物を簡単に見せられるという点では、新聞や雑
> 誌のような紙媒体マスコミの方が、貴院の宣伝としては
> 扱いやすいように思います。
>
>
> というわけで、大バカは言い過ぎです。

ご自身のお店や会社がメインで取り上げられる(たとえ
番組の1コーナーであっても)のであれば、快諾すべき
でしょう。それでも、一見さんが押し寄せた時にきちん
と対処ができる自信がなければ止めた方が良いですが。
しかし、このH先生の場合は討論番組です。しかも相手
は超大物。カメラが回り始める前に筋書きは決まってい
ると思うべきでしょう。そんな番組に出た日には、どん
な道化や敵役を演じさせられるやら分かったものではあ
りません。
マスコミなら何でも出ればいいという物でもないです。
 
 
しかし、H先生からのメールで一つ見落とさないでいた
だきたい点があります。

> それで、私のブログに「■■は良くない」といったこと
> を書いたことがあるのですが、それを見たマスコミの方
> から電話があったのです。

あるんです。実際にこういう事が。
私だって何年も前のブログ記事を発掘した雑誌記者の方
から電話で取材を受けた事がありますから。
文章を書くのが苦にならない方は、ブログやメルマガで
ご自身の専門分野の情報や意見を発信しておかれる事を
強くオススメいたします。
「待ち」の姿勢もいいけど、「攻め」のマスコミ対策も
したいという方はこちらのノウハウをどうぞ。
・1円もかけずに、たった30日で
 テレビ、ラジオ、新聞、情報誌などに出演する方法
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
マスコミ出演もすればいいというものではありません。
情報発信は普段からしておきましょう。

2008年7月16日広告・宣伝について

Posted by 新谷貴司