目次
ちょっと前に、次の本を買いました。
・新版 百人一首(島津 忠夫/角川ソフィア文庫)
妻が好きなので百人一首の本なら他にもあるのですが、
何でこの本を買ったかというと、こういう理由です。
この本では、小倉百人一首の選者である藤原定家に焦点
を当てて、定家がどういう意図で100の短歌を選んだのか、
また、それぞれの短歌をどう解釈していたか、を主に紹
介しています。
実際には、今日の解釈と定家の解釈とが違っていること
も珍しくないのだそうですが、歌を1つずつ味わうので
はなく、藤原定家の作品として百人一首を味わうのであ
れば、選者の意図を汲み取らないといけないでしょう。
え、百人一首なんか興味ないよ?
実のところ私もメチャクチャ興味がある訳ではないんで
すが、こんな風に「焦点をずらす」必要というのは、実
生活でも良くあるのではないでしょうか?
たとえば奥様や彼女(or旦那さんや彼氏)に
「私と仕事とどっちが大事なの?」
と詰問(すでに質問ではない)されたとして、バカ正直
に「君の方が大事に決まってるじゃないか」などと答え
てはいかんらしいです。
もちろん「仕事」と答えたら即逃げられます。
あるいは、「起業するので会社を設立したいんです」と
いう相談を受けた時に、素直に法人設立の書類を作って
あげるのが果たして本当に親切なのかどうか。
「虫歯を治療してほしい」という患者さんが来られたと
して、単に虫歯を治療するだけで終わるか、あるいは、
その患者さんが虫歯になりやすい原因にまでアプローチ
をするかでは色々違う結果が出てきそうです。
プチ整形でも、「まぶたを二重にすれば」その人の悩み
は解決されるのか、それとも、次は「鼻筋を通して」
「ほくろを取って」「ほお骨を削って」…と、しまいに
はサイボーグみたいになってしまうのか。
お客様が「●●してほしい」ということを真正直に受け
止めていいのかどうか、というのは悩むところではない
でしょうか?
「それは違うんじゃないか?」と思うことは指摘するの
は本職としての良心ではないかと思います。
もっとも、うかつにお客様の内面に踏み込むというのも
危険な事ではありますので要注意ですが。
◆シンプルすぎる要約◆
ただ単にお客様の言うとおりにするだけでは、プロとは
言えないのではないでしょうか?
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