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困り事を解決して終了…せず継続利用されるには

日刊ビジネス発想源」で、歯ブラシと歯磨きについての話題が載っていました。歯医者さんとの関係も同じように構築できないか考えてみませんか?

いつも愛読している「日刊ビジネス発想源」というメールマガジンに、歯ブラシと歯磨きについての話題が載っていました。

バックナンバーは非公開なので内容をかいつまんで要約すると、歯が痛くなった筆者が歯医者さんに行ったら、

「弘中さん(=筆者)は、普段の歯の磨き方が悪い」
「正しい歯の磨き方から教えたいと思いますので、いつも使っている歯ブラシを持ってきて下さい」

そして次の治療の時に愛用している歯ブラシを持っていって歯医者さんに見せたら、

「これは、理想の歯ブラシです!」

何がどう理想の歯ブラシだったのかは分かりませんが、そういえば、私も今まで何度も歯医者さんで治療を受けてきて、歯磨き指導を受けたのはたった一回だけです。

他の歯医者さんでは、悪い所を削って終了でした。

・歯が悪くなったら歯医者に診てもらう。
・確定申告の時期が近付いたら税理士に泣き付く。
・通信簿がボロボロなので学習塾の夏期講習を受ける。

ありがちです。しかし、せっかく先生の所に来られた方と「その場限りの関係」で終わってしまうのは、もったいなさ過ぎます。

歯医者さんなら「歯石除去」や「歯磨き診断」などで、定期的に通っていただく事ができそうです。

税理士さんなら「月ごとに記帳をする」とか「お金の出入りから経営状況をチェックする」…これくらいは普通にやっておられそうですが。

学習塾さんなら当然、2学期からも塾に通っていただく流れに持っていきたいところです。

一見さんから常連さんになってもらうための流れを用意しておくのと、しておかないのとでは、経営の安定度にどえらい差が出ることは間違いありません。

どんな事をすればいいか、ぜひ考えてみてください。

2007年9月3日商売の考え方

Posted by 新谷貴司