Googleスマホ検索結果ページの表示が変わります
Googleの検索結果画面が変わりました!ドメイン名やサイト名が一番上に表示されるように。さらに、ファビコンも重要視されるようになりました。対策は必須です!
目次
Googleのスマホ検索の画面が、「検索結果に出ているページはどこのサイトなのか」を強調するように変わります。
正確には、一部ではもう変わっています。
2022年10月18日の時点では、Google Chromeのシークレットモードで検索すると、変更後の画面になったりならなかったりします。
変更前と変更後の画面を見比べると、3つの違いが目に付きます。
- ドメイン名やサイト名が各項目の一番上に書いてある
- ページ名の後ろに書いてあったサイト名が消えている
- ファビコンが少し大きくなっている
それぞれについて、これから詳しく説明いたします。
A.ドメイン名やサイト名が各項目の一番上に書いてある
変更前の画面では
【ファビコン】【ページURLの一部】
【ページ名】
【ページの説明文】
なのに対して、変更後の画面ではこう変わっています。
【ファビコン】【ドメイン名やサイト名】
【ページURLの一部】
【ページ名】
【ページの説明文】
サイト名が表示されているのが、EPARK接骨・鍼灸のみで、それ以外はドメイン名になっています。
これは、今のところサブドメインで運用されているページだと、サイト名が表示されない仕様のようです。
※サブドメイン:
エキテンの場合、ドメイン名は ekiten.jp ですが、スマホでは s.ekiten.jp と、前に s が付いています。
HOT PEPPERビューティーも、beauty.hotpepper.jp と、前に beauty が付いています。
「s」や「beauty」のような、ドメイン名の前に付いている文言がサブドメインです。
2つ目の整骨院で、サイト名ではなくドメイン名が表示されています。
その理由は、構造化データでサイト名を記しておらず、サイテーションもないせいかと考えられます。
※構造化データ:
ホームページの持ち主や記事を書いた人、記事の内容などについて検索エンジンにわかりやすく伝えるためのデータです。
※サイテーション:
屋号・社名、住所、電話番号の3つをまとめて書いておくこと。Googleマップで上位に出るためには必須。
「有名な会社やサービスならともかく、無名の会社やお店には関係ないでしょ」
そう思われるかもしれません。
しかし、たとえば施術院を探している人は、施術院らしい名前が出てくるのと、ドメイン名がそのまま表示されるのと、どちらに目が行くと思われますか?
パッと見て、何のホームページなのかがわかりやすい方が、見てもらいやすくなりますので、対策は必要です。
構造化データは一部のテーマや、たとえばAll in One SEOプラグインなどで対応できます。
サイテーションは、全ページの横メニューやフッターに【屋号・社名、住所、電話番号】を記入してください。
B.ページ名の後ろに書いてあったサイト名が消えている
変更前の検索結果では、
- 生駒郡斑鳩町のおすすめ整体院|店舗の口コミ・評判[エキテン]
- 生駒郡斑鳩町で人気・おすすめの整体 - EPARK接骨・鍼灸
- リーゾス(Resus) - ホットペッパービューティー
のように、ページ名の後ろにサイト名が書いてあります。
一方、変更後の検索結果では、
- 生駒郡斑鳩町のおすすめ整体院|店舗の口コミ・評判...
- 生駒郡斑鳩町で人気・おすすめの整体
- リーゾス(Resus)
と、後ろに書いてあったサイト名がなくなっています。
「項目の一番上にサイト名やドメイン名が書いてあるから、ページ名に書いてあるサイト名は削るね」ということなのでしょう。
「だったら、各ページのタイトルタグには、サイト名を入れる必要はないのか?」
という疑問が出てくるかもしれません。
個人的な見解ですが、SNSなどでリンクがシェアされる際には、サイト名も表示される方が親切です。
ですので、【ページ名 - サイト名】みたいな表記の方が良さそうです。
C.ファビコンが少し大きくなっている
※ファビコン:ホームページに設定する独自のアイコン。
各項目に表示されているファビコンを見比べると、変更後の方が少し大きく、クッキリしています。
人間、細かいところは見ていないようで見ているものです。
検索結果のどれをタップするかを判断する材料として、ファビコンはもっと重要になるでしょう。
なお、ファビコンをまったく設定していない場合、Google検索の画面では【地球のマーク】が付けられます。
WordPressを使ったホームページで、ファビコンを設定していない場合、WordPressの仕様で【Wのマーク】になります。
これでは他のホームページと区別が付きにくいので、独自のファビコンを用意した方が良いでしょう。
検索結果の画面で強調されるものが変われば、新しく強調されるようになった部分をテコ入れする必要があります。
今回の変更では、
- サイト名
- ファビコン
が今よりも強調されるようになりました。
Googleとしては、「検索結果の画面を見ただけで、どこのホームページなのか判断しやすくしたい」ということなのでしょう。
この変更への対策を簡単にまとめると以下の通りです。
- サイテーションや構造化データで屋号・社名がわかるようにする
- ホームページでは、なるべくサブドメインを使わない
- わかりやすく目立つファビコンを設定する
この辺の設定をするとしないとでは、検索結果からのアクセス数に影響します。ぜひ対策を施しておいてください。
I.サイテーションや構造化データをどうやって設定したら良いかわからない方
ホームページによって手順や手間が変わりますので、まずはご相談を。
II.サブドメインを変更してほしい方
https: //hogehoge.example.com/(このサイトは実在しません)
というサブドメインでは、検索結果にサイト名が表示されないので、
https: //example.com/hogehoge/(このサイトは実在しません)
のようにホームページのアドレスを変更したいという場合もご相談ください。
ホームページによって手順や手間が変わります。
III.ファビコンの制作と設定を代行してほしい方
当会ではファビコン制作や設定を行なっております。
詳しくは下記ページに載せておりますのでご一読を。
また、SEOについてのご相談やアドバイスを希望される方は、SEOブートキャンプをご検討ください。
それ以外でも、ご質問やご相談を承っております。
下記フォーム・LINE公式アカウントからお気軽にお寄せください。