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中小企業のためのツイッター戦略的活用法セミナー2・宣伝は×

説得力のある宣伝方法を考えてみましょう。口コミやツイッターでの紹介が大切だとわかりますが、どのように工夫すれば良いのでしょうか?ぜひセミナーの内容をチェックしてみてください。

2010年9月20日(祝)の「中小企業のためのツイッター戦略的活用法セミナー」の内容から、再び興味を惹いた部分を詳しく書いてみます。

その1はこちらを。

宣伝臭くせずに自分をアピールする手を考える。

今のご時世では、下手に宣伝をするとかえってうさん臭く思われます。
自分でいくら「うちの●●は最高です」とか言ったって信用されません。

そこで、お客様の声を集めてホームページやチラシに載せましょう、という話をこれまでにもメルマガなどで繰り返してきました。

しかし、お客様の声を集めてホームページやチラシに載せるだけではなく、さらに先を目指しましょう。

たとえば、サービスや商品を体験されたお客様が、口コミサイト(飲食店なら食べログ、手技療法ならBIT St.など)に良い評価を書き込んでくださったらどうでしょう?

少なくとも大都市圏では、食べログの評価数と内容は客数を思い切り左右するくらいに重要度が上がっています。

※「知る人ぞ知る隠れた名店がダダ混みに…」という話もちらほら。

あるいは、自分のブログやツイッターで「ここの●●が良かったよ」と書いてくださったら?

もちろん、「他の人に紹介しやすい、したくなるサービス」は意識して考えていただく必要があります。紹介なんて面倒ですし、そう簡単にはしないものですから。

ツイッターの有効活用として、リツイート(紹介)されるような商品やサービス、体験がキモになります。

ツイッターでは、面白い・感動する・役に立つなど心を動かされるつぶやきを見かけた場合に、【リツイート】というリンクをクリックするだけで他の人にもそのつぶやきを紹介できる機能があります。

上手く流れができれば、ツイッター上で爆発的に情報が広まります。

※悪意のあるデマもアッサリ広まってしまうのが難儀なところですが。

京都に錦市場という半ば観光地化しているものの、今でも飲食店の仕入れに愛用されている市場があります。

そこでは市場全体でツイッターの講習会をするなどツイッター活用に力を注いでいます。

そこの方曰く「売る」と「買ってもらう」とは大違い。

ツイッターで新商品などの紹介はしますが、買ってくださいとは言わないし、言ってしまうと売れなくなる。

あくまでも「ツイッターでは商品の紹介に留めている」「買いに来るかどうかはお客様が決めること」というスタンスとのことです。

「宣伝しない」というのは何もしないという意味ではなく、色んな人が勝手に紹介してくれるような工夫を考えること、そして、売り込むのではなく「自発的に買ってくれる」仕組みを考えることです。

…難しいですが。

当然ですが、ホームページなどで何もしなくてイイという意味では全くありません。お客様が買う気になるために必要な情報はきちんと載せておきましょう。