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自分に都合がいい要求を通すには手立てが必要です

ゲーム好きな息子がゲームボーイを失くしても友達の機器でやり続ける、その理由とは?

うちの息子(小学三年生)はゲーム大好きです。

前にゲームボーイアドバンスを公園に忘れてきて、それっきり見付からなくなった息子の手元には、今もいくつもゲームのカセットがあります。

ふつうに考えれば「ゲーム本体もないのにカセットだけ持っていても意味ないだろ」と思うところですが、遊びにきた友達のゲームボーイアドバンスやnintendoDSを借りて、相変わらずゲームをやりまくっています。

自前のデータさえあれば端末は別に何でもかまわないというのが、じつに今風というか何というか。

もちろん、ただ「ゲーム機を貸してくれ」などと虫のいい要求をするだけでは、友達も相手にはしてくれないでしょうから、息子も考えています。

ポケモンのゲームでクリアするのが難しいところを、友達の代わりにクリアしてあげたり、自分が育てたポケモン(で、いらないの)を譲ってあげたりとか。

お前、目が悪いんだからそういうゲームは止めろよ、と思うのですが、それはそれとして、

自分に都合がいい要求を通すためには、それなりの対価をこちらでも用意する

というのは、どこの世界でも共通のルールではないでしょうか?

もう一つ言えば、「何をどうしてほしいか」というのもあらかじめはっきりさせておかないと、(上記の息子の場合ですと)単にゲームの面倒な所をクリアしてあげるだけのタダ働きになってしまいます。

2007年5月24日商売の考え方

Posted by 新谷貴司