新型コロナ対策に問診票などの事前記入を
新型コロナ感染者が再び増えてきています。院内・事務所での対策を紹介し、お客様の不安を軽減する方法をご提案します。
新型コロナの感染者数が、東京や大阪をはじめ、各地でまた増えてきています。
前回の記事では「ご自身の施術院・事務所などでのコロナ対策をアピールしましょう」と書きました。
今回は、お客様の滞在時間を減らして、院・事務所などをクラスターにしないための新型コロナ対策のご提案です。
院内・事務所内での感染を防ぐためには、
- 定期的な換気
- 定期的な清掃や消毒
- マスクや受付の透明ビニールシート
- 使い捨ての衛生用品
- スタッフおよびお客様の検温
などの設備面での対策に加えて、
- 一度に来られるお客様の人数の制限
- お客様の滞在する時間の短縮
- お客様が手に触れるものを少なく
といった仕組み面で、対策が必要です。
これは、お客様の感染予防だけではなく、クラスターにならない場所にすることにもつながります。
また、そういった対策を地道に行なうことで「コロナに感染したらどうしよう…」というお客様の不安の軽減にもなるでしょう。
仕組み面での対策についてですが、お越しになってから、問診票やカルテ、アンケートなどを記入していただくこと等、室内でお客様とやりとりすることは多くあります。
これらを当日その場で書くと、お客様の滞在時間と手に触れるものが増えます。
これを事前にご自宅で済ませていただければ、来訪されてすぐ診断・面談が可能です。
飛び込みの場合でも、その場でお客様のスマホからご記入いただければ、お客様が室内で手に触れるものは減らせます。
手持ちのスマホで問診票を書いていただくことで、クリップボードやペンを毎回消毒する手間が減り、感染対策にもなります。
「なるほど、言いたいことはわかった。しかし、今まで紙で管理していたものを、電子データでの管理に変えるのは手間だ」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
そういう方のために当会で開発したのが、Webでカルテを記入→PDFで届くシステムです。
大まかな仕組みを説明いたします。
- お客様が事前にパソコンやタブレット・スマホで問診票(やアンケート用紙)を書く
- 院・事務所にはPDFファイルで回答が届く
- 印刷して、面談や施術などに利用する
- 問診票をファイリングする
添付するPDFファイルの書式は、これまで使っておられた問診票と、できる限り似たものにいたします。
お申込の後に、現在お使いの問診票などをメールでお送りください。ワード文書が一番ありがたいですが、PDFやスキャナ画像・写真でも対処します。
「問診票を事前に書いてもらえると助かるが、予約の時に記入項目が多すぎると、途中で離脱すると聞いたことがある。大丈夫かな?」
項目が多いと途中で面倒になるのは事実です。
予約の時はいつものようにしていただきます。
Webでカルテや問診票をお客様にご入力いただくタイミングは「予約確定のメール(やLINE)を送る時」がベストです。
その時に、
新型コロナ感染予防のため、滞在時間を減らす取り組みの1つとして、事前にカルテ(問診票・アンケート)のご記入をお願いしています。
お手数をおかけいたしますが、ご訪問時までに下記のアドレスより入力をお願いいたします。
と案内されるのが良いかと思います。
Webでカルテを記入→PDFで届くシステムには
- お客様が滞在する時間を減らせる
- ほかの方と一緒に待合室にいる時間を減らせる
- お客様が備品(鉛筆、紙、バインダーなど)を手にする際の不安を減らせる
- 備品の消毒の手間を減らせる
といった新型コロナ対策だけでなく、
- お客様がご都合のよい時間帯にじっくり考えて記入できる
- 読みにくい手書き文字に悩まされずに済む
- エクセルで編集できるCSVファイルで回答の一覧をまとめてチェックできる
といったメリットもございます。
お客様に少しでも不安を軽減して、安心してお越しいただけるように、ぜひともこの機会にご検討ください。