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●同業他社と横並びのサービスで満足してませんか?

ハガキに手書きの一言を添えても、何気ない定型文ではなく驚きや感動を与えるメッセージを書く必要がある。他業界から学ぶことが大切。

洋服を扱っているお店や美容院などから、妻あてにハガ
キがちょくちょく来ます。だいたいどれを見ても、何か
一言二言を手書きで書き添えてあります。
確かに、広告が印刷されているだけのハガキなんぞもら
っても嬉しくも何ともありませんから、手書きでメッセ
ージの一言も添えるのはいい事だとは思います。
思いますが、パッと見の印象ではほとんどのハガキから
「とりあえず定型文を書いているだけ」
という感じを受けてしまいます。
そして、どうもそういう印象を受けているのは私一人で
はないようで、妻もハガキをちらっと見たっきり放置。
お店の人もせっかく苦労して手書きのメッセージを書き
添えているというのに、報われない話です。
 
 
手書きのメッセージを書き添えたDMハガキを送るよう
な同業他社がいない業界であれば、こういう手法はかな
り効果があるはずです。
よそ様がやってないんですから。
しかし、手書きのメッセージを書き添えたDMハガキを
送るのが当たり前になっているような業界で、同じよう
にハガキを送っていたって効果が出る訳ありません。
同じ事を同じようにやっていて、結果だけが違ってくる
と思う方が間違っています。当たり前の事をしたって、
驚きや感動を与えられる訳がありません。
よそよりも一歩も二歩も抜きんでた結果を出すためには、
同業他社がやっていない、できれば「やりたくてもやれ
ない」事をする必要があります。
 
 
「同業他社がやりたくてもやれない事」って何?
そんなの私に聞かないでください。ご自身で色々な商品
やサービスにお金を出してみて、それで
「こういうアフターサービスがあるのか」
とか
「これは面白いな」
とか、自分で体験してみるのが一番です。
くれぐれも同業他社から学ぼうとは思わないでください。
こういうのは全くの異業種から学んだ方がいいです。
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
業界で横並びのサービスを提供したってお客様は喜びも
しなければ驚きもしません。ご注意を。

2008年5月28日接客

Posted by 新谷貴司