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「自社ホームページには不要だ」と判断したページを大量に削除したら、検索結果からのアクセスが急増し、訪問客の反応も良くなったというLinkedInの投稿が話題になっていました。
非常に興味深い内容でしたので、コメント欄での追記も含めて簡単に解説いたします。
ガス・石油・電気のサービス比較サイトで、次のようなページを全ページの半分ほど削除しました。
- 10年近く前の古いページ
- 燃料とは関係のない記事を載せたページ
- 価値が低いと判断したページ
その結果、Googleのサーチコンソールでインデックスされたページ数(グラフの黄色い線)が減るのと対照的に、検索結果からのアクセス(グラフのオレンジの線)が急増しました。
それだけでなく、問い合わせや資料請求などの件数も上昇したそうです。
なお、記事の書き直しや複数ページの統合、削除した記事から既存の記事へのリダイレクトは一切しておらず、純粋に不要なページを削除しただけのこと。
▼なぜ不要なページの削除でGoogle検索での表示が増えたのか?
見込み客が興味を持つような記事と、そうでもない記事とが入り交じっている状態をイラストにしてみました。

この絵の場合だと、半分は不要なコンテンツで、必要なコンテンツと混じり合っています。
ここから不要なページを削除してしまったら、こうなります。

内容量は少なくなりましたが、エネルギーに関する記事だけが残っています。
Google検索のプログラムにとっても、このホームページが「ガス・石油・電気について紹介するホームページだ」と分かりやすくなったので、残った記事の検索順位が上がったのでしょう。
▼なぜ問い合わせや資料請求などが増えたのか?
エネルギーとは関係のない記事で上位に出ても、そのページにアクセスした人が自社の商品やサービスに興味を持って見込み客になってくれることは期待できません。
ですので、そういうページはいくら上位表示されていて、Googleからのアクセスを稼いでいても、自社ホームページには不要と判断できます。
一方、ガス・石油・電気などエネルギー源に関する記事で上位表示されれば、エネルギー源に関心がある人がアクセスしてくれるようになります。
そして、記事の内容で納得してくれれば
「今利用している会社から契約を切り替えようかな」
「燃費が節約できそうなので燃料を替えようか」
「とりあえず資料請求するか」
などと考えてくれる可能性が出て来ます。
▼なぜリライト・記事の統合・リダイレクトしないのか?
LinkedInの投稿を読む限り、今回おこなったのはあくまで「自社ホームページには不要と判断した記事の削除」だからでしょう。不要な記事なので、リライトも記事の統合も必要がありません。
リダイレクトについてですが、単に記事を削除したときにトップページにリダイレクトさせる人がいます。
これはSEOの観点からも望ましくありません。削除した記事は「削除しました」とGoogleなどの検索エンジンに知らせておくべきです。
さらに、投稿主はリダイレクトに関して、こんな身も蓋もないコメントを残しています。
「質の低いページの悪いスコアを、リダイレクトで別のページに引き継ぐ理由がどこにあるでしょうか?」
▼リライト・記事の統合・リダイレクトすべき場合は?
▽情報を追加・更新したら役立つ記事になる場合
そういう記事であれば、古い情報を新しくしたり、足りない情報を補ったりするなど、リライトするのが良いでしょう。
▽内容が似ている記事を1つにまとめたら役立ちそうな場合
そう判断すれば、同じ事柄について書いてある記事は1つにまとめてしまうべきです。
その場合、片方の記事は削除しますので、そちらにアクセスした人を統合した記事にリダイレクトさせる必要があります。
▽内容がほとんど同じ記事がいくつかある場合
1つだけを残して、ほかは削除しましょう。削除する記事に検索エンジンからのアクセスがあるなら、残す記事ページへのリダイレクト設定をしておくべきです。
▼不要なページをどうやって判断するか?
LinkedInの投稿者は「Googleアナリティクスとサーチコンソールなどのデータから判断して」と書いています。
ただ、これだけで分かる人はそう多くないかと思いますので、私なりの基準を挙げておきます。
- 過去の「お知らせ」記事(年末年始の営業など)
- 終了した商品・サービスの紹介記事
- 思い付きメモレベルの短い記事
- 自社ホームページのメインの内容とは関係のない記事
これらは記事ページのタイトルを見たり、ページを開いたりすれば判断できますので、削除するかどうかを決めるのは簡単です。
それ以外の「品質の低いページ」は以下の方法でチェックしてください。
▽サーチコンソール【クロール済み – インデックス未登録】
サーチコンソールの【インデックス】→【ページ】で
【クロール済み – インデックス未登録】
という項目を開きます。
表示されたURLは、Googleが内容をチェックして「検索結果に出す価値がない」と判断したページです。
▽サーチコンソール【検出 – インデックス未登録】
サーチコンソールの【インデックス】→【ページ】で
【検出 – インデックス未登録】
という項目を開きます。
表示されたURLは、Googleがまだ内容をチェックしていないページです。公開して間もないページが並んでいることが多いです。そういうページは近いうちにクロールされます。
一方、公開して何ヶ月もたつのにここに表示されるページは、何らかの理由で「内容をチェックする価値もない」と判断したページと考えられます。
▽過去1年間にほぼアクセスがないページ
Googleアナリティクスで「過去1年間に5回以上アクセスがあったページ」を取得します。(アクセス回数は判断のしどころが難しいですが、一応の目安です)
ここに出てきていないページはアクセスがほとんどないということになるので、削除・強化する候補になります。
▼不要なページを削除する際に注意すべき点
▽ページの内容を必ずチェックする
データを見て「これは削除しても良いな」と思った場合でも、ページの内容はかならずチェックしてください。
必要なページを誤って消してしまうと目も当てられません。
▽作業を始める前にバックアップを取る
WordPressなどバックアップを取れるサービスを利用している場合は、削除を始める前に投稿や固定ページのバックアップを取っておくと良いでしょう。
▽SEOには不要だが削除したくない記事の扱い
ブログだと、私的なことを書くことがありますので、「SEOには役立たないのはわかるが削除したくない」という記事もあるかと思います。
そういう記事は、検索エンジンにインデックスさせないようにするのが良いでしょう。
Googleなどの検索エンジンに「この記事は見なくていいよ」と指示しておけば、インデックスされることもありませんし、検索結果に出ることもありません。
しかし、ページにアクセスすれば人間は見られます。
▼不要なページ削除の代行を承ります
これらの作業は、正直なところ手間と時間がかかります。また、自分が書いた記事だと、不要かどうかの判断がどうしても甘くなりがちです。
そこで、当会で不要なページ削除の代行を承ります。
なお、総ページ数によって、また、リライト作業も希望されるかどうかで作業費用が異なりますので、LINE公式アカウント・HPのお問い合わせフォームからお問い合わせください。
投稿者プロフィール

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