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●大口だけ、小口だけと顧客を決め付けていませんか?

メルマガの記事を冊子版にして配布するための印刷業者を探している方におすすめの情報です。小部数やワードでの入稿もOKな業者を見つけました。大口の顧客ばかりに頼るのではなく、小口の顧客も取り入れることで利益率を上げられます。

このメルマガの記事を1ヶ月分まとめて冊子版にして、
アナログ派の方などにお役立ていただこうと思ってます。
しかし、そのために自宅のプリンタでページを刷り出し
て製本して、なんて事をしたら、お届けする人数が増え
た時にえらい事になります。
ちなみにこんなんです。
そこで、冊子の印刷と製本をやってくれる業者さんを探
す事にしました。「冊子 印刷」でグーグル検索をする
と、アドワーズ広告がズラリ、普通の検索結果もズラリ、
合計で21ヶ所出てきました。
 
 
ところで、メルマガ冊子版のお申し込みがどれくらいあ
るかが見えないので、小部数(とりあえず10部ていど)
でもやってくれる所でないとまずいです。
しかも、我がパソコンにはワードやエクセルは入ってま
すが、イラストレーターだのフォトショップだのという
印刷屋さん御用達ソフトは入ってません。
というわけで、小部数でも受け付けてくれて、なおかつ
ワードで作った原稿での入稿もOKなところを探します。
 
 
…1ヶ所しかない。あとは全部「100部以上」ばっかり。
しかもそこの価格表などに書いてある言葉の意味が分か
らない。「インライン平綴じ」とか「中綴じ」って何で
すか? 「1部出し校正」って?
で、結局は四条烏丸のフェデックス・キンコーズに行き、
仕上がりの現物を見せてもらって見積りも出してもらっ
てきました。ここなら1部単位で作ってくれますから。
 
 
一見すると、一回に山ほど発注してくれる企業の取引先
をいくつか確保しておく方が、ちまちまと10部だの20部
だのと言ってくる個人や零細企業を相手にするよりも、
ずっと効率的に思えます。
実際そうですし、一回の取引額も多くなるので結構な話
ではあります。
しかし、メリットの裏にはデメリットがあります。
・1ヶ所への依存度が高くなるので、そこがこけたら
大ダメージを受けますし、値切られても断りにくい。
・大口取引は同業者が全国(業種によっては全世界)に
いるので、値下げ競争に走らざるを得ない。
その点、今回の私のような小口の顧客を相手にするなら
嫌でも1ヶ所への依存度が下がりますし、相場もへった
くれもありませんから、大口顧客よりも利益率をタップ
リ上乗せできます。
もちろんその逆に、今まで個人ばかりを相手にして来ら
れた方は、大口の顧客を獲得できないか考えてみるのも
良いかと思います。
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
大口の顧客ばかりを集めておられるなら、小口の顧客も
検討してみられてはいかがでしょうか?

2008年3月12日商売の考え方

Posted by 新谷貴司