地元密着なびメールマガジンはこちら

「この問題が解けたらIQ150以上」という問題が広まる理由

ツイッターで話題のIQ問題。簡単と言われても、分かる人と分からない人とがいれば興味が湧く。

ツイッターやフェイスブックで、こんな問題が紹介されているのを
しばしば見かけます。
・解けたらIQが150以上ある計算式が話題に

全人口の上位2パーセントに入るための知能指数が、
 Stanford-Binet Intelligence Scalesでスコア132以上
 Cattell Culture Fair IIIでスコア148以上
なんだそうです。
知能指数の測り方で2つの数字にずいぶん差がありますが、知能
指数が150もあれば人類のトップ2%に入れるのは間違いないです。
でも、上記ページの問題ってそこまで難しいですか?
少なくとも「人類のトップ2%」じゃなくても解けると思うのです。
おかしいなと思っていたら、昨日こういうツイートを見付けました。

簡単に解ける物でなければ、みなが気持ちよくRTしてくれないから。
RT @Mihoko_Nojiri: なんでこういうのっていつも簡単なの。
RT @15000RT: 解ける人はIQが150以上ある。

https://twitter.com/buvery/status/433910493556658176

※RT:リツイート(他人のつぶやきを転送すること)
あ、なるほど!
もちろん「簡単に解ける」はさすがに言い過ぎで、元ツイートへの
反応を見ると、解けてる人もいれば、解けてない人もいます。
あまりに簡単すぎるとリアリティがゼロになりますが、考えてみて
分かる人と分からない人とが適度な割合でいたら、多くの人が
 「自分は分かったぞ」
 「私はサッパリ分からん」
などと興味を持ってくれるわけです。
「これが解けたらIQ150以上」は大げさだろうと思いながらも。
※みじんも疑ってない人もいるかもしれませんが。
間違っても、回答に困るような微妙なクイズを出してはいけません。
※参照:お正月クイズ(※当たっても賞品はありません)

 
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
ちなみに、上記ツイート内で「なんでこういうのっていつも簡単なの」
と言っている人は、「高エネルギー加速器研究機構の教授」なので、
常人と同列には扱えません。

2014年2月16日ソーシャルメディア関連

Posted by 新谷貴司