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誰のための商品・サービスかハッキリしていますか?

熱中飴」は、暑い季節や現場で仕事をしている人にぴったりの熱中症対策の飴。水分と塩分を補給しながら食べられる、まさに現場のための商品。もちろん味は普通のお菓子とは違うけれど、本当に必要な時には美味しさも感じられるはず。あなたにもオススメです。

近所のスーパーに買い物に行って、お菓子のコーナーを見ていると、何だか素人がデザインしたのかというようなイケてない見た目の飴が置いてあります。

その名も「熱中飴」

…訳わかりません。とりあえず見た目はこんなのです。

良く見ると(写真では見えにくいですが)、

一に水分補給
二に塩分補給

暑い季節、お仕事、スポーツに

と書いてありますので、どうやら熱中症対策のための飴みたいです。

ここまで目的がハッキリしている飴も珍しいので、手に取ってもっと見てみます。裏返してみますと、「お買い上げのお客様へ」と題して、どういったいきさつでこの「熱中飴」が開発されたのかが詳しく書いてありました。

どんないきさつなのかは直接商品を買ってご覧いただくとして、正直な話、工事現場や建築現場で仕事をしている人や、暑い中でスポーツをしている人なら買わずにはいられないでしょう。

というか、現場でヒィヒィ言って滝のように汗を流して仕事をしていた頃の私ならケース買いしてます。これはどう見ても「当時の私のためにある商品」ですから。

あと、細かい事ですが右下に小さく、でも赤字で

業務用大袋もご用意できます。
お問い合わせいただければ幸いです。

と書いてあります。これだけでも、メーカーの方が本気で現場の人に愛用してもらいたいと思っている事がうかがえます。

ぶっちゃけた話、塩気が多すぎるので、ふつうに食べて美味しい味ではありません。汗をダラダラかいて塩分と水分が不足している時に、水を飲みながらこの飴をガリガリかじると美味しいんじゃないでしょうか。

なので、先生方にはオススメはしません。でも、実物を見かけられたら手に取ってみることはオススメします。

ご自身の商品・サービスが、「どんな方を対象にしているか」見ただけでだけでわかるようになっているかどうか? 突き詰められているかどうか考えてみるのも一案です。

2007年6月24日商売の考え方

Posted by 新谷貴司