いつも「時間に追われてる」私とあなたへ

紹介文：時間に追い立てられず、効率的に仕事をこなすためのヒントを探している方におすすめの本です。やらなくてもいいことを見極めることで、余裕を持って仕事に取り組むことができます。

あれもやらないと。
これを忘れてた。
なに、急ぎの用事？
ああ、もう夕方だ。
...バタバタした割に仕事がはかどってない。
目の前の仕事でイッパイイッパイ
考えたり勉強したりする暇がない！
こんな日々を過ごしている方はいらっしゃい
ませんか？
...実は私自身の事でもあるのですが、やる
ことに追われると、心の余裕が（実際の
時間的余裕よりも）なくなってきます。
落ち着いていれば間違えないような作業で
ポカミスをしたり、普段なら１時間で出来る
仕事に２時間かかったり。
さらに、目の前の仕事に関係ないことに
意識を向ける余裕もなくなります。
余裕がなくなるとイライラもしてきます。
どうしたらいいのでしょうか？
例えば、隙間時間の活用はよく言われます。
ちょっとした空き時間に本を読んだり、
簡単なメールの返事を書いたりしている人は
多いです。
それ自体は良いことですが、隙間時間は
基本的にいつ、どれだけできるか読めません。
また、重要な仕事を片付けるには、ある程度
まとまった時間を取りたいものです。
なので、隙間時間の活用で「時間がない」を
根本的に解決するのは無理です。
例えれば、裏紙をフル活用したり、使わない
家電の電源をこまめに落としても、大した
節約にはならないのに似ています。
考え方を含む、もっと抜本的な対策が必要
なのです。
端的に言うと、
「時間に追い立てられるのではなく、時間を
管理する」
抽象的な物言いですが、これに尽きます。
もう少し具体的に書くと、
・「労多くして功少なし」な仕事をして
いませんか？
・スケジュールを組む時に、お客さんなど
相手の言いなりになってませんか？
・付き合うメリット（金銭的な話に
限りません）が乏しい相手に振り回されて
いませんか？
・その作業はご家族やスタッフ、専門家など
他の人に頼めませんか？
・ルンバとか食器洗い機とかの機械に任せ
られませんか？
・アプリやウェブサービスなどで自動化
できませんか？
・集中力や気力の土台になる体力の回復に
時間や労力をかけてますか？
などといったことを、
・やりたいことを全部やる！時間術
（臼井由妃・日経ビジネス人文庫）