水曜日のメルマガに次の記事を書きました。
・美味しい肉も料理の仕方を間違えるとタダの固い肉に
この記事をご覧になった静岡のH先生から次のようなメ
ールをいただきました。
> 私のところでは、「自分で維持する方法をお伝えする」
> というのが売りなのですが、多くの患者さんはそんなこ
> とより「施術で治して欲しい」と思っているので、事前
> に伝えるのはとても難しいと以前から思っていました。
> これからも大きな課題です。
このメールに対して私はこう返信しました。
> これについては前から考えていたのですが、大抵の人は
> 目の前の問題を解決しない限りは、その先の事まで考え
> る余裕がないのではないでしょうか?
>
> 震度6の地震に見舞われている時には、とりあえず地震
> が終わるまで死なないようにするのが手一杯で、地震保
> 険や耐震補強の事を考えている余裕なんてないようなも
> ので。
>
> また、災難(自業自得を含む)に見舞われる前に、防災
> について考えろといっても、なかなかピンと来てもらえ
> ないようなものです。
>
> ※地震保険が急激に普及したのは阪神・淡路大震災が起
> こってからですし。
>
> というわけで、私は「貴院に来る必要がなくなるまでに
> 伝えられればいいんじゃないでしょうか?」と思うので
> すがどうでしょう。
今日の晩御飯にもまだありつけないのに、明日の朝食の
心配なんかしていられるか、まずは晩飯を食わせてくれ
ということですね。
実際問題、「●●にならないように予防する」という商
品・サービスは売りにくいものです。
まだ●●でひどい目に遭っていない人にはピンと来ませ
んし、すでに●●でひどい目に遭っている人はといえば、
「とりあえず何とかしてくれ!」ですから。
予防を謳った商品やサービスを紹介して聞き入れてもら
いやすいタイミングは次の2種類が考えられます。
1.●●をある程度何とかした直後。
2.●●の害がマスコミで大きく取り上げられた直後。
2のパターンは、メールに書いたような阪神・淡路大震
災の後に耐震補強や地震保険が大きく取り上げられた例
やメタボリックシンドローム絡みの商品が主な例になり
ます。
ただ、これは追い風が上手く吹いてくれないと使えない
手です。はっきり言えばマスコミ次第ですので、あてに
するのは危険です。
ふだんはパターン1の方を実行すべきでしょう。
ちなみに、なんで「直後」なのかといえば、時間が経っ
たら「●●でひどい目に遭ったという記憶」がぼやけて
しまうからです。
また、「ある程度何とかした」直後であって「解決した」
後ではない理由も似たようなもので、「喉元すぎれば熱
さ忘れる」という諺があるくらい、人間都合の悪い事は
すぐに忘れちゃうからです。
ご注意ください。
◆シンプルすぎる要約◆
とりあえず目の前の問題を解決しないと、予防法に耳を
傾けてはもらえません。少なくとも私は無理です。
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