今日初めてのスタッフが即戦力になる方法

【誰でもすぐに戦力になれる未来食堂で働きませんか】

という本が激推しされていたので、
「こども食堂でなんか役に立つかな?」
くらいのつもりで読んでみました。

…こども食堂とか飲食業とかに限らず、個人事業者や小さな会社の経営者なら読んで損のない本です。

「誰でもすぐに戦力になれる」と言われると、

「未経験の方も歓迎」
「誰にでもできる簡単なお仕事です」

などという求人情報が脳内に躍ります。

実際、未経験の方も歓迎されていますし、初回は誰にでもできる簡単なお仕事からすることになります。

でも、未来食堂がそれだけだったら本を紹介などしません。

この本の柱は「徹底した仕組み作り」です。

「徹底した仕組み作り」で有名な株式会社武蔵野の小山社長並(以上?)のレベルで、徹底的に「個人の意欲や能力に依存しない仕組み作り」を説いております。

何しろ、ここで働く人は店長の小林さん以外
「一食タダで食べる代わりに仕事をする人」
なので、今日初めて働く人がほぼ毎日います。

そのため「できて当然・知ってて当然」が一切通じない。

よくもまあ、そんな無茶苦茶な運営形態を考えて軌道に乗せたものです。

もう一つ「上に立つ者の立ち位置・考え方」が、この本の柱になっています。

  • リーダーは電車の運転手ではない。電車だ
  • 組織の目的とスタッフの目的が合致してなくても(対立さえしてなければ)問題ない
  • スタッフと仲良くならなくてもいい

などなど、一般的な経営本に書いてあることとはずいぶんと違ったことを説いています。

そしてこれが実体験に裏打ちされているので説得力があるんですね。

この本の大きな特徴として、次の3つが挙げられます。

  • スタッフの能力や意欲に期待しない
    (できて当然とか、やって当然とか)
  • しかし人それぞれが意欲や能力を持っていることには期待している
  • そしてそれを潰さない徹底した仕組み作り

というわけで、

  • スタッフが定着しない
  • スタッフが仕事を覚えてくれない
  • スタッフに仕事を任せられない

といった悩みをお持ちの方、ぜひ読みましょう。


「上に立つ者の立ち位置・考え方」を見直しつつ、「徹底した仕組み作り」を少しずつ進めましょう。

2019年6月12日オススメの本・ソフトなど

Posted by 新谷貴司