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よく目にするものは自然に刷り込まれます

Facebookの写真投稿には人々の印象を与える力がある。子供の写真を多く載せると子煩悩な親と思われるが、私は娘の顔が写る写真をほとんど載せていない。写真からの印象で人を判断するのはあくまで見方の問題だが、それでも何度も見るうちに刷り込まれるものだ。

しばらく前、Facebookに娘の写真と共に
「乗り物全般が大好きな娘と来ています」
と投稿したら、古いつきあいの方から
「新谷さんって 独身かと思ってました。いいパパされてますね」
というコメントがあってメガテン、もとい、目が点になりました。

※結婚は遙か昔にしています。

点になった目のサイズを標準に戻しながらつらつら考えてみました。

Facebookの友達を見ていても、日課のように子供の写真を掲載している人は何人もいます。

それに比べれば、私など娘の顔が写る写真は一枚も載せていません。

今回の写真も写っているのは後頭部だけです。

顔が写らない写真もせいぜい月に一枚くらい。

※そして、息子と妻の写真は、本人たちの強い要望で絶対に載せません。

私の投稿を精読していればともかく、たまたま目についたものを読むだけだと、家族構成まではわからなさそうです。

Facebookは特に、投稿している写真が目に付きやすいので、どういう写真を載せるかで与える印象が大きく変わります。

子供と一緒にいる写真が多ければ、子煩悩な親だと思われましょう。

犬の写真が多ければ、この人は犬が好きなんだなあと思われます。

各地の写真が多ければ「あちこちを飛び回ってるんだなあ」と思ってくれます。

風景写真が多ければ風景写真を撮るのが趣味なのかな、と思いたくなるでしょう。

ラーメンの写真が多ければ「ラーメンをよく食べている人」と思われるはず。

こういう風に思うというのは、見る人が自覚して「この人はこういう写真を多く載せてるからきっとこういう人に違いない」と判断しているのではありません。

何度も見るうちに何となく刷り込まれます。

2016年10月26日広告・宣伝について

Posted by 新谷貴司