求める人に選ばれるには、内容が分かりやすいタイトル付けを

注目の長いタイトル漫画！異世界チート、婚約者譲渡、勇者追い出し、金持ち犬…なぜなろうで人気なの？""

フェイスブックやインスタグラムなどで、無料で読める漫画の広告をよく見掛けます。

しかも漫画のタイトルが長いのです。
いくつか例を挙げてみます。

• 異世界転移したのでチートを生かして魔法剣士やることにする
• 妹に婚約者を譲れと言われました　最強の竜に気に入られてまさかの王国乗っ取り？
• 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
• ワンワン物語 ～金持ちの犬にしてとは言ったが、フェンリルにしろとは言ってねえ！～

調べてみると、これらの漫画はすべて「小説家になろう（略称：なろう）」という小説投稿サイトで人気を博してコミックス化したものでした。

トップページに【総合ランキング】があって、そこを見ると、作品のタイトルがことごとく説明文になっています。

何故なんだろうかと思って、さらに調べてみると、こんなまとめがありました。

まとめの内容を要約すると、こんな事が書いてあります。

1. 書店（リアルでもネットでも）なら本の表紙が目に付く
2. 一方、なろうでは小説のタイトルと著者名くらいしか表示されない
3. しかも毎日数百もの作品が新規登録・続編公開されていて把握しきれない
4. 一目で作品の内容が分かるようなタイトル付けをしないとあらすじさえ読まれない
5. 逆に「このジャンルは嫌い」という人にクリックさせるとレビューが荒れてしまう
6. そのため、作品タイトルを説明文の代わりにして、興味を持ちそうな人にだけクリックしてもらう必要がある
7. タイトルに作品の属性を盛り込むのはサイト内検索対策にもなる

タイトルで読まれるかどうかが判断されるのは、なろうの小説だけではありません。

私達が普段から使っているメールソフトも受信メール一覧には、差出人とメールのタイトルしか表示されないものが少なくありません。

LINEのトークには「タイトル」という概念がなく、代わりに「トークの冒頭」が表示されます。

「ここから来たメールやトークは必ず読む」
と決めていただいていれば良いのですが、メールのタイトルやトークの冒頭文を見て
「これは興味を惹かれたから読んでみよう」
となる事が多いです。

こう書くと、スパムメールのような
「タイトルで騙してでも開封させたもの勝ち」
を推奨しているかのように誤解されるかもしれませんが、そうではありません。

スパムメールの送信者には、長期的な信用を勝ち得る必要も、自分の書いた文面に責任を負う必要も全くありません。

しかし、私達はどうでしょうか？

キャッチーなタイトルで人目をひいて、一時的にホームページのアクセス数を増やすことが目的でしょうか？

私達は、真っ当に仕事をしています。

このことを伝え、お客様や見込み客に
「この人は能力も人柄も信用できそうだ」
と思っていただく必要があります。

そのため、メルマガやブログ、LINEなどは
「今回はこういう内容なので、もし興味を持たれたら本文を読んでください」
という方向でタイトルをつけましょう。

Yahoo!やGoogleの検索結果の場合は、ページタイトルの下に要約文が表示されますが、大きな文字で表示されるページタイトルが重要なことに変わりはありません。

ページの内容を求めている人にのみクリックしていただけるような、内容が分かりやすいタイトル付けが必要です。

ホームページを開いてもらうのはゴールではありません。ご来訪いただき、何度もご利用いただくための第一歩です。

後で誤解を生じるような
「ウソ・大げさ・紛らわしい」
ページタイトルはくれぐれも避けてください。

逆に、

• Access
• 補助金申請

のような、あまりに素っ気ないタイトルも問題です。基本的には、

ページの端的な紹介＋地名＋屋号・社名

たとえば、

• 当院の地図 - 斑鳩町 ほげほげ整体
• 補助金の申請｜奈良県の何某行政書士事務所

こんな感じのタイトル付けをオススメします。

ページタイトル以外にも、ホームページから集客するために見直したい項目はいくつもあります。

ホームページをじっくりと見直したい方のために、下記セミナーをオススメします。

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