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Google検索のアルゴリズムが大規模に流出する事件が2024年5月29日に起こりました。

今回のリークは下記2点のせいでSEO界隈に大きな衝撃を与えています。
- 流出したGoogle検索のアルゴリズムが極めて詳細なこと
- 順位判定には利用していないはずの項目が、実際には利用されていたこと
ただ、流出したアルゴリズムの多くは、普通にホームページを作って運営している人には関係ありません。
そこで今回は、流出文書の内容を踏まえて、私たちが自社ホームページのSEOで気をつけるべき点をごく簡単に解説いたします。
流出したGoogleアルゴリズムについて
先に書いたとおり、これまでGoogleのSEO担当者が否定してきた下記のSEO項目が順位判定に利用されています。
- ドメインオーソリティ
- ドメインエイジ(取得したてのドメインだと検索結果に出にくい)
- 検索結果画面でのクリック
- 直帰率
- GoogleChromeの利用状況
このうち、すでに独自ドメインを取得してホームページを運営している方が、ドメインオーソリティやドメインエイジを気にする必要はありません。
ドメインオーソリティとドメインエイジを一気に解決する方法として「中古ドメインの購入」を勧められることがあります。
しかし、下手に中古ドメインを購入して自社サイトのSEOに役立てようとしたら、
「このサイト、前と全然違う内容になってるな」
「ドメインの持ち主も変わっている」
という理由で、かえって検索順位を下げられかねません。
一方、下記の3項目については、適切に対処する必要があります。
- 検索結果画面でのクリック
- 直帰率
- GoogleChromeの利用状況
これら3つが検索順位を決める要素に含まれていることから、取るべき対策は
- 検索結果でのクリック率を上げる
- ページでの反応率を上げる
の2つとなります。
上位表示ポイント1:検索結果でのクリック率を上げる
検索結果の上位に出ているのにあまりクリックされないページがあるとします。
クリックされにくいページを上位に表示させるメリットはGoogleにも利用者にもありません。
そのため、そんなページは順位を落とされる恐れがあります。
逆に検索結果の画面でクリックされやすいページなら、「このページを上位に表示させる方がいいな」となります。
こう書くと、「タイトルや紹介文で煽って読者を釣ればいいんだな」などと早合点される方がいるかもしれません。
仮にそんなことをしてクリック率が上がったとします。
釣りタイトルで興味を惹かれてページにアクセスした人が目にするのは、タイトルや紹介文とはかけ離れた内容です。
期待した事柄が載っていなければ、即座に前の画面に戻ってしまうでしょう。
そして、流出文書にあったように「直帰率」は検索順位を決める要素になっています。
アクセスした途端に閉じられるページだと、検索順位を下げられかねません。
上位表示ポイント2:ページでの反応率を上げる
検索結果のリンクをタップしてページにアクセスした人がどんな行動を取れば「満足している」と判断できるでしょうか?
以下のような場合は、開いたページをまともに読んでいないので、満足度は低そうです。
- ページを開いてすぐ検索結果画面に戻る
- ページを開いて何もせず放置
- ページを開いてすぐ画面を閉じる
一方、次のような場合はページへの満足度が高いと考えられます。
- ページを開いて、下の方まで読み進める
- ページ内の動画を再生する
- ページ内のリンクをタップして別ページにアクセスする
- シェアボタンや問い合わせボタンをタップする
- ページに掲載しているファイルがダウンロードされる
ページにアクセスした方に、このような反応をしてもらうための手立てを紹介しておきます。
- 見た目を整えたり、画像を途中に載せるなどして、文章を読み進めやすくする
- 動画には「どんな内容で、見るとどんなメリットがあるか」という簡単な説明を載せる
- ページ内容に関係のある別ページへのリンクを載せる
- ページ本文の下にシェアボタンや問い合わせボタンを目に付くように載せる
- PDFファイルなどを載せる場合、分かりやすく目立つようにする
なお、Googleアナリティクス4では、ページ内でどんな行動を取ったかを測定できるようになっています。
詳しくは下記ページの「【イベント】内のイベント名が意味不明」をご覧ください。
GA4でページ内での詳細な行動データが取得できるようになったのは、Googleが適切な検索順位を決めるためでもあったようです。
被リンクは質と量の両方が重要
まず、被リンクの質を「高品質・中品質・低品質」の3つに分類していることが明らかになりました。
被リンクの3つの分類について簡単に説明しておきます。
- 高品質な被リンク
- 官公庁や地方自治体、公的な機関のホームページ、
知名度の高いニュースサイト、
Wikipediaの記事からのリンク - 中品質な被リンク
- 業種やジャンル、地域など共通点のあるホームページからのリンク
- 低品質な被リンク
- それ以外の一般的なページからのリンク
SEOのために一番望ましいのは高品質な被リンクです。
もちろん、高品質な被リンクは簡単に手に入りませんので、知恵を絞る必要があります。
官公庁や地方自治体、公的な機関のホームページ
地元の商工会議所・商工会に加入していれば、そちらで紹介ページを作れる可能性が高いです。
また、業界団体に参加していれば、そこのホームページからリンクを張ってもらえるかもしれません。
知名度の高いニュースサイト
これはプレスリリースのノウハウが役立ちます。
簡単に書けば、新聞やテレビなどマスコミが記事にしたくなるような情報を送って取材してもらおうということです。
具体的なノウハウについては、下記のKindle本が簡単で分かりやすいので、興味がある方はご一読を。
Wikipediaの記事
Wikipediaに自社もしくは自分の項目ページを作る場合には、いくつか注意点があります。
下記の記事に目を通していただき、Wikipediaに載っている同業者の項目ページも読んでおくと良いでしょう。
業種やジャンル、地域など共通点のあるホームページ
中品質な被リンクは、高品質な被リンクよりは得やすいです。
同業・似た業種を営む方や、ご近所の方が運営するホームページやブログ・SNSで紹介していただきましょう。
ただし、
「うちを紹介してほしい。リンクも張ってください」
と一方的に頼んでも無視されるのがオチですので、まず自分が相手の方を紹介するとお願いしやすくなります。
昔の「相互リンクのお願い」と同じようなものです。
ブログ記事の著者についての情報を載せておく
これは、ブログ記事に
「この記事を書いたのは誰々です。詳しいプロフィールはこちら」
という記述を載せておくことを勧めています。

これは、WordPressのテーマで対処している場合もありますが、対処していない場合は下記プラグインを導入すると手軽です。
VK Post Author Display
ページに表示されるプロフィール欄だけでなく、構造化データでも著者情報を載せておくとより望ましいです。
※構造化データ:ホームページやブログの構造や内容を、検索エンジンに伝えるためのデータ形式
WordPressで All in One SEOプラグインや YoastSEOプラグインを使っている方は何もしなくて良いはずです。
どちらも使っていないという方には下記プラグインをオススメします。
構造化データ設定プラグイン(Schema & Structured Data for WP & AMP)の設定方法
構造化データの設定が正しくできているかどうかは、下記ページでチェックできます。
チェックした結果、エラーや警告が出ている場合は、そこの箇所を修正する必要があります。
(「重大でない問題」への対応は後回しで良いです)
ホームページやブログの更新は頻繁におこなう
そして ホームページやブログの更新はマメにする方が評価が上がるようです。
Google の流出したデータによると、様々な方法で記事ページの更新日時を取得しようとしています。
- 記事ページに載せている投稿日や更新日
- 記事ページのURLに含まれる投稿日
- 記事内に書かれている日付など
2番目の「記事ページのURLに含まれる投稿日」ですが、たとえばWordPressでは、下記のようにURLに投稿日が含まれるよう設定できます。
https: //www.localnavi.biz/2024/06/25/sample-post/
※このURLをクリックしても何も表示されません
なぜ、Googleはここまで投稿日や更新日にこだわるのでしょうか?
調べ物をしている時に今年の記事と10年前の記事とが出てきたら、どちらの記事を見ますか?
「今いるあたりで美味しいランチを食べたい」
「アプリの使い方を調べたい」
「さっき見たニュースの関連情報を知りたい」
どの場合でも、新しいページをチェックするはずです。
そういう検索需要に応えるために、Googleは新しいページを出しているのでしょう。
「自社ホームページの古い記事を検索結果に出したい」という場合は、古くなった内容を新しくしたり、情報を追加したりして、古い記事を新しくする必要があります。
GoogleSEOのサポートをいたします
Google検索で上位を目指すには、下記5つの施策が重要です。
- トップページなどのタイトルと紹介文を、ページ内容を端的に表すものに見直す
- 読み進めやすく、反応されるページに改善する
- なるべく高品質な被リンクを増やす
- 各ページに著者情報を載せる
- 新しい記事の追加だけでなく古い記事の更新もする
検索結果の画面でクリックされやすい、しかもページ内容を端的に表すタイトルと紹介文に書き換えましょう。
しかしページ数が多いと、タイトルと紹介文を考えるだけで時間と労力がかかります。
当会では、AIに一括で出力させるサービスを設けておりますのでご利用ください。
ページの内容を改善するためのサポートやアドバイスが必要な方は、SEOブートキャンプをご検討ください。
実のところ、今回の流出文書でGoogleSEOが大きく変わる、ということはありません。
- わかりやすくクリック率の高いタイトルと説明文にする
- 読み進めやすく、反応されるページにする
この2つは、これまでもこれからもホームページを業務に使う際には必要なことです。
この機会にぜひ見直してみてください。
GoogleSEOについてのご相談は、下記フォーム・LINE公式アカウントから、お気軽にお寄せください。
投稿者プロフィール

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