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マイナビ2013の広告が気持ち悪すぎてすばらしすぎる件について

マイナビのポスターがインパクト大!就活生たちがなんとも言えない雰囲気で魅了されること間違いなし。

マイナビという大学生の就職活動を支援する会社のポスターが
もうなんだかすごい事になっています。

で、このポスターを見た人たちがあれこれブログを書いてます。
・マイナビ2013の広告が気持ち悪すぎる

・マイナビ2013の広告がすばらしすぎる件

もちろんこのポスターを見て「うげ、気色悪い」と思う人もいれば、
「リクルートスーツを買わないと」と思う人もいるでしょう。
ただ、2つ目のブログに書いてあるように、
> "広告が何を表現するか"は
> "広告主が何を求めていないか"の裏返し
なので、このポスターを見て心を動かされる人が顧客なのでしょう。
2つ目のブログが果たして「真顔でまじめに書いている」のか、
「真顔で皮肉たっぷりに書いている」のか私には判断できません。
ただ、
> "広告が何を表現するか"は
> "広告主が何を求めていないか"の裏返し
というのは、少なくとも「広告を出す側が常に意識すべき」事です。
広告を出す以上は「こういう人に反応してほしい」という意図が
あるはずですし、ないと広告費が出ていくだけで終わります。
そして「こういう人に反応してほしい」という意図の裏面には、
「こういう人には反応してほしくない」という意図もありましょう。
「すべての人に反応してもらいたい」という壮大な夢を持っては
いけません。誰も反応しない悲惨な広告ができあがります。
そして、どういう人を対象にするかをハッキリさせずに広告を
作ると、「来てほしくない人」が来る羽目になります。
たとえば、安さをアピールすれば「安いものが好きな人」が、
痛くないですよアピールすれば「痛いのがイヤな人」が来ます。
それが望んでいる事なのかどうかご注意ください。
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
それにしても、あの「没個性の極み」みたいな学生の顔を並べた
広告でマイコムはどういう人にアピールしたいんだろう?

2011年12月10日広告・宣伝について

Posted by 新谷貴司