SPF・DKIM・DMARCの設定代行を承ります

あるお客様から

最近、独自ドメインのメールアドレスからGmailに送ったメールが届かないことが増えています。
何か対策があればお願いしたいです

というご相談をいただきました。

その方から届いたメールのヘッダーを見ると、

spf=none
dkim=none
dmarc=none

と書いてあります。

メール設定の「SPF」「DKIM」「DMARC」とは何なのか？

この「SPF」「DKIM」「DMARC」というのは、それぞれ次のような仕組みです。

SPF

このメールが送信元を偽ったなりすましメールではないことを証明する仕組み

DKIM

このメールが文面などを改ざんされていないことを証明する仕組み

DMARC

成りすましメールや改ざんメールを受信したメールサーバーが、「無視・隔離・削除」のうち、どう対処すれば良いかを指定し、どんなメールが届いたかを指定したメールアドレスあてに知らせる仕組み

 

 

スパムメールや詐欺メールが激増したため、こういった対策が求められるようになりました。

2023年秋に書いた記事でも、メールアドレスのドメインにSPFを設定することをオススメしております。

しかし、特に業務で送るメールの場合は、送信元だけではなく、文面が改ざんされていないことを証明したり、不正なメールを受け取った先がどう対処すべきかを指定したりする必要もあるでしょう。

そこで、SPFに加えてDKIM・DMARCも設定しておきましょう。

主なドメイン管理会社でのSPF・DKIM・DMARCの設定方法

SPF・DKIM・DMARCの設定は、独自ドメインを管理しているサービスでおこないます。

たとえば、サーバーはさくらインターネットでドメイン管理はムームードメインという場合、設定はムームードメインでおこなってください。

ムームードメイン

・SPFの設定方法

・DKIMとDMARCの設定方法

さくらインターネット

・SPFの設定方法

・DKIMやDMARCの設定方法

エックスサーバー

・SPFの設定方法

・DKIMの設定方法

・DMARCの設定方法

上記以外のドメイン管理会社でも、SPF・DKIM・DMARCの設定をおこなえる可能性が高いですので、

「ドメイン管理会社名　SPF」
「ドメイン管理会社名　DKIM」
「ドメイン管理会社名　DMARC」

で検索してみてください。

SPF・DKIM・DMARCの設定をした後にすべきこと

これらの設定は、おこなってしまえば終了とはいきません。特にSPFの設定に過不足があると、下記のようなことが起こる恐れがあります。

• 届くべきメール（特にホームページからの問い合わせメールやメルマガなど）が相手に届かない
• 成りすましメールが届いてしまう

ですので、設定から1ヶ月くらいは、DMARCで設定したメールアドレスに届くレポートをチェックして、必要に応じて修正する作業が必要になります。

SPF・DKIM・DMARCの設定代行を承ります

各サービスで案内されている設定方法をご覧いただいて、

• 自力でできる気がしない
• 自分でするのは怖い

という方は、作業費用：22,000円にて代行いたします。下記フォームからお申込ください。

ドメイン管理会社からの引越も承ります

Yahoo!ドメインが2025年6月30日でサービスを終了します。

Yahoo!ドメインで独自ドメインを管理している場合、他社にドメインを移してから各種設定をおこなう方が手間が掛かりません。

他社へのドメイン移管を希望される場合は、こちらも作業費用：11,000円にて承ります。

なお、Yahoo!ドメインのようにまともな会社の場合、ドメインを他社に移す場合に手数料はかかりません。

しかし過去には、ホームページ5年リース会社から移管手数料として万単位の金額を請求された方もいらっしゃいました。

ご依頼いただく前に、ドメイン移管の手順や費用などを調べておいてください。

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