●1番とか100点とかをついつい目指してしまう理由

今朝、日経ビジネスオンラインのメルマガにザッと目を
通していると一つの記事に目が止まりました。
【今日から始める「敗者復活」~“アンチ天才”のボトムズ流仕事術・2】
1:「負け感」からの出発
敗者復活だからボトム(最底辺)からの復活なんだろう
なと思ってリンク先を見たら、史上最高のロボットアニ
メ(当社比)「装甲騎兵ボトムズ」の監督・高橋良輔氏
のインタビューではないか。
最低野郎(注:ボトムズファンの事)の一人としては読
まぬわけにはいきません。読みました。
で、インタビューの中で特に興味を惹かれた部分を一つ。

> 本当なら100点を取らないと不合格ということはなくて、
> 試験であれば合格点を取っときゃいいはずなんですよ。
> なのに他人としのぎを削って、80点なら85点にしたいと
> か、85点を90点にしたいとか思ってしまうのはね。

点数を出されるとついつい100点を目指したくなってしま
うのは人の性(サガと読むのだよ、と山田詠美風に)で
はないかと思います。
たとえば、Another HTML-Lintというホームページの診断
をするホームページがあります。ここでは自分のホーム
ページの文法にミスがないかどうかを診断できます。
Another HTML-Lint
そして、99%以上の確率で何らかのミスがあります。
「ここにミスがある」と具体的に指摘されれば直したく
なるのは当然と言えば当然です。
ところが、このAnother HTML-Lint、指摘された内容を
見て、自分でどこをどう直せばいいかが分からない人、
特にホームページ作成ソフトでHTMLを見ずにホームペー
ジを作っている人には何の意味もないのです。
せっかく頑張ってミスを全部直しても、結局なぜそのエ
ラーが出るのかや、どうすればエラーが出なくなるかが
分からないままだと、次にホームページを更新した時に
また同じエラーが出てしまいます。
 
 
さらに言えば、普段の会話や文章でもそうですが、文法
や語法に間違いがあるかどうかよりも、何を伝えようと
しているのか、の方がはるかに大事です。
いくら文法や語法に間違いがなくても、中身がゴミでは
ホームページを作る意味がありません。
つまり「これで100点とか1番とかをホントに目指す必要
があるの? 横道に逸れてない?」というのを自分で疑
わないといかんということです。
100点満点や1番を目指さないと行けない場合もあるでし
ょうが、全体の完成度を高めるためには、ここの部分で
は大きなミスがなければ良し、という開き直りも必要です。
でも、ホームページをてこ入れするのに、どこが大事で
どこが適当でいいかは分かりにくいものです。ムダな労
力と時間を注ぎ込みたくない方はこちらをどうぞ。
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◆シンプルすぎる要約◆
1番とか100点とかをホントに目指す必要があるの?
という問いは常にすべきです。でないとどうでもいい部
分に労力と時間を注ぎ込んでしまう事になります。


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2008年7月30日ホームページ

Posted by 新谷貴司