
●質問:商売を続ける上で一番大切なものは何ですか?
・答え:お客様のリストです。
患者様でも生徒様でも呼び方は何でもいいですが、要す
るに先生の商品やサービスにお金を払ってくれる方の情
報です。
新しくお客様になってもらうためのコストは、一度でも
先生のサービスを利用した人にまたサービスを利用して
もらうためのコストよりもはるかに高くつきます。
ですから、新規のお客様を集める一方で、一度でも来て
くださった方に二度三度と来ていただく手立てを打たな
いといけません。
お客様の住所がわかっていればDMを郵送できますし、
電話番号がわかっていれば電話をかけることができます。
Fax番号がわかっていればFaxDMが流せますし、
メールアドレスがわかっていればメールを送れます。
前にどんな商品やサービスを買っておられたかがわかっ
ていれば、それに応じたサービスや商品を案内できます。
(ネットで言えば、アマゾンの「●●を買った人は、こ
んな商品も買っています」という奴です)
昔の商人は、コンニャクで作った耐水紙に顧客台帳を書
き留めて、火事の時には台帳を井戸に放り込んで逃げた
のだそうです。
たとえ商品やお店が丸焼けになっても、顧客台帳さえあ
れば、商売はすぐに再開できますから。お客様さえいれ
ば、あとはお客様がほしい商品やサービスをどこからか
見付けてきて売ればいいんです。
ところが、そこの所をわかっていないで商売をやろうと
いう人が少なくありません。
たとえば、ネットショップを始めようと思って楽天市場
に出店する人。
楽天の規約では、ネットショップが集めた顧客情報は全
て楽天のものであって、出店者はありがたく使わせてい
ただいているだけなのです。
しかも、先日のIP電話屋さん買収の際には三木谷社長
がこんな事まで言ってます。
> 「(楽天加盟店による情報漏えい事件発生の後、)カー
> ド情報は加盟店に出さないことにした。電子メールアド
> レスの匿名性を高めることも考えている。さらに(050
> 番号を楽天会員に提供し、)電話番号も匿名にすること
> ができる」(三木谷氏)。
楽天はもはや出店者に何の顧客情報も渡したくないよう
です。楽天オークションでも、相手に住所を知らせずに
落札商品を送ってもらえるサービスなんてのがあるくら
いですから、おっつけ楽天の本体でも導入されるんじゃ
ないでしょうか。
これではもはや、出店者には「顧客の名前」くらいしか、
あ、ヘタすると整理番号しか届かなくなるかも。いや、
たぶんそうなるでしょう。
一方の楽天様はといえば、顧客リストをたっぷり持って
る会社を片っ端から買収しています。つまり、世の中の
あっちこっちで見られる「知らない人はバカを見る」図
式がここにもあるのです。
お客様(患者様でも生徒様でも同じ事です)のリストは
打ち出の小槌です。あだやおろそかにしないでください。
もちろん、対価に見合う以上のサービスを提供するのは
必須条件です。でないとリピートしてもらえませんから。
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カテゴリー:商売の考え方
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投稿日時: 2007年6月22日 20:10
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