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●これが当たり前という「思い込み」で損してません?

フードコートでの食事中に起こった投票ミス。常識にとらわれず、個々の好みを尊重することが大事だと伝えるエピソード。

近所のショッピングモールにあるフードコート(注:椅
子とテーブルがズラリと並んでいて、周りを囲むように
食べ物屋さんがある所)で夕食を食べました。
息子と妻はサイコロステーキ定食を頼んだのですが、そ
の時に、ショッピングモールが主催している【サービス
No.1店舗コンテスト】への投票用紙をもらいました。
私と妻はそれぞれお気に入りの「よその店」を書いたの
ですが、息子は律儀にそこのステーキ屋さんの名前を書
いたのです。
で、息子は食べ終わった後にステーキソースが、
> 自分には甘口、妻には辛口
が付いていた事を知りました。息子は辛いのが大好きで、
逆に妻は辛いのが苦手だというのに。
「お父さん、さっきの投票用紙貸して」
回収した投票用紙を渡すと、さっき書いたステーキ屋さ
んの店名を消して、別のお店に書き換えてしまいました。
 
 
これで「二度とあそこのステーキは食べたくない」と息
子が言い出すことはさすがにないでしょうが、人によっ
てはそこまで腹を立てることも有り得ます。
「子供だから甘口でいい」
「大人は辛口の方がいい」
傾向としてはそう言えるかもしれませんが、おおよそど
んな場合でも、原則には例外が付き物です。
今までの経験や自分の常識で
「●●は××だろう」
と決め込むと、お客様を怒らせてしまうかもしれません。
くれぐれもご用心ください。
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
「ふつう●●は××だろう」という常識があっても、常
識から外れている人はいるもんです。

2008年3月3日商売の考え方

Posted by 新谷貴司