地元密着なびメールマガジンはこちら

「人権相談」「整体」の検索結果が検索する場所で違っている件

街での検索結果が自動的に変わるGoogle機能「ベニスアップデート」の紹介。ローカルSEOの重要性を解説しています。

仕事で京都に行く用事があり、京都方面行きの新快速に乗っていた
ときのことです。
車内のディスプレイに法務局の人権相談の広告が出ていて、そこに
【人権相談で検索】というお決まりの文句が書いてありました。
車内でする事もなくヒマでしたので早速スマホで検索してみます。
※注:別に相談したいことはありません。
...検索したのがちょうどJR茨木駅のあたりだったせいか、大阪府
茨木市の人権相談ページが上位に出ます。

京都駅に着いてから再び検索すると京都府のページが上に、

帰りに通過した郡山駅だと大和郡山市のページが上位に出ます。

このように、同じ「人権相談」で検索しても、検索する場所が
変わると検索結果が変わるようになっています。
ついでに「整体」での検索もしてみました。
・JR法隆寺駅(奈良県生駒郡斑鳩町)

・JR王寺駅(奈良県北葛城郡王寺町)

JR法隆寺駅と、次のJR王寺駅でそれぞれ「整体」をGoogle検索した
時の1ページ目の画面を載せてあります。
ただし、どちらも冒頭にはGoogleMapが出てきたので、そこは
割愛して、普通の検索結果のスクリーンショットを撮りました。
1つ隣の駅に移っただけでも検索結果に違いが見受けられます。
もちろん、すべての語句でこうなっているわけではなく、近所で
何かを探すための検索語だけでしょう。
これは、Googleのベニスアップデートという「検索する人の近隣に
あるお店や会社などを表示させる」ための仕様変更によるものです。
※参照:ベニスアップデートでますます変わる「検索順位」指標の
意味と役割

この変化は、実際にお客様に来訪してもらう仕事をしている方、
つまりこのメルマガの読者様にとっては、重大な問題です。
...で、具体的には何をしたらいいの?
ローカルSEO、Googleマップ上位表示(MEO)の対策をされれば、
上記のベニスアップデート対策にもなるようです。
...で、そのローカルSEOって何をしたらいいの?
という方は、こちらをどうぞ。
・実店舗向け・自分でできるGoogleマップ上位表示(MEO)ノウハウ

 
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
いちいち自宅や職場・学校のある地域名を検索語に入れなくても、
近所のお店などが検索結果ページに出てくるのは便利ですね。
遠方のお店や会社などが出てきても意味がありませんから。

2015年2月3日検索エンジン対策(SEO/SEM)

Posted by 新谷貴司