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3.気に入ったデザインがあるか?作れるか?

他のウェブサービスに移行しやすいかどうかを考慮する際、テンプレートの選択肢が重要です。しかし、テンプレート一覧を探しても満足のいくものが見つからないこともあります。テンプレートをカスタマイズすることも可能ですが、専門家のデザインを素人が手を加えるとバランスを崩す可能性が高いです。デザインに関する選択肢は妥協、手を加える、専門家に頼むの3つがあります。皆さんの重視するポイントによって選択してください。

2.他のサービスに移転しやすいかどうか?の続きです。

どのウェブサービスでもテンプレート(雛形)は数多く用意されています。

特にこだわりがなければ、良さげな(わかりやすい)デザインを見つけてホームページを作っていけば良いです。そもそも、この種のウェブサービスはそういう使い方を想定していますから。

しかし、「特にこだわりはない」と思っていても、いざテンプレート一覧を探してみると、気に入ったデザインが見つからない。
普通に起こる話です。

そこで多くの方は要求水準を下げて、「気に入らないところが一部あるけど、そこそこ好みや意図に合うテンプレート」を見つけようとします。

そして見つけた「そこそこのテンプレート」、デザインや機能をもっと良くするために手を加えられるかどうか。

ある程度のカスタマイズはできるでしょうが、自分の思うようにできるかどうか。

あるウェブサービスを使ってホームページを自作しようとした方から、

「かっこいいデザインを選んで手を加えていったら、なぜかドンドン格好悪くなってしまった」

という話を伺ったことがあります。

これは無理もない話でして、元々のテンプレートをデザインしているのは「デザインのプロ」です。
そのプロが「これでバランスが取れた状態だ」と判断した結果が、ウェブサービスで公開されているデザインです。

それに手を加えるということは、取れているバランスをひとまず崩して組み直すことになります。

プロの仕事に素人が手を加えるのですから、失敗する確率が高くなるのは仕方ありません。

デザインに関する選択肢は3つ。

・用意されているデザインで妥協する。
・用意されているデザインに手を加える。
・自分の思ったデザインを形にしてくれる人に頼む。

どれが良いかはご自身でお考えください。何を重視されるかは人それぞれですので。

2019年6月19日WebサービスでHPを作る際の注意点

Posted by 新谷貴司