目次
あるお客様からこんなご相談をお寄せいただきました。
ホームページを作って10年ほどたつので、そろそろ作り直そうかなと思っています。
ただ、最近はSNSの方が集客できるとも聞きますが、実際のところどうなのでしょうか?
多くの方に役立つかと思いますので、このご質問への回答をシェアいたします。
古くなったホームページ・5つのデメリット
パソコンよりスマホを優先する傾向が浸透したのが2010年代末ですので、大まかに言うと2020年より前に作られたホームページでは、次に挙げるようなデメリットが考えられます。
スマホやタブレットでの操作性が悪い
昔のホームページは、パソコン向けホームページをスマホでも見られるようにしたものです。
そのため、スマホに最適化した最近のホームページに比べると見劣りします。
スマホHPがSEO(MFI・モバイルファーストインデックス)に対応していない
2010年代末に、Google検索が「スマホ用ホームページを元に検索順位を決める」ようになりました。
しかし、古いホームページだと、見た目をスッキリさせるためにスマホではメニューや関連記事を非表示にしていることもあります。
その場合、Googleの巡回プログラムがホームページ内を辿れなくなり、SEOには非常に不利になります。
リンク切れや古くなった内容が残っている
ホームページのリニューアルを承ると、外部サイトへのリンクがいくつもリンク切れになっていることがよくあります。
WordPressをお使いの方はリンク切れチェックのプラグインをご利用ください。
ホームページビルダーなどで自作している場合は、下記ページのようなリンク切れチェックのサービスをご利用ください。
さらに、古くなったコンテンツのチェックと削除・更新は、自分でチェックするしかありません。
時間を作って、ブログの過去記事などに目を通してみてください。
更新が滞っている(SEOに不利)
古いデザインのホームページでもマメに更新しておられる場合は良いのですが、そうでない場合はSEOの面で不利になってしまいます。
先日Googleから流出した検索エンジンアルゴリズムにも載っていましたが、更新をマメにおこなう方がSEOには有利だからです。
古くさいデザインで見る人に不安や不信感を抱かせる
スマホ対応やSSL対応ができていないホームページや、10年以上前に作られたような古いデザインのホームページをそのままにしていると、アクセスされた人が
「ホームページがずっと放置されているようだが営業してるの?」
と感じる恐れがあります。
これは、古ぼけたテント看板や薄汚れた店頭のお店を見た人が
「このお店、営業してるのかな?」
「ここで食事して衛生面は大丈夫かな?」
などと思ってしまうようなものです。
「Google検索よりSNSでお店を調べる」は本当か
「最近の人はGoogle検索を使わずにSNSでお店を探す」
何年も前からそう言われています。
何となくそう思い込んでいる方も多いのではないでしょうか?
しかし、実際にアンケート調査をすると、お店探しのために一番使われているのは「Google検索」です。
「Z世代はググらない」は本当か?お店検索・口コミに関する消費者向けアンケート調査レポート
これは、SNSに写真や口コミを投稿されやすい(インスタ映えする)飲食店も含めた調査結果です。
飲食店などとは違って、お客様が気軽に「○○に行ってきました!」と投稿しにくい業種もあります。
法人向けの業種や、深刻な悩みやコンプレックスに関する業種、YMYL(お金や健康)に関する業種では、どうしてもSNSでの口コミ投稿は少なくなります。
SNSに情報があまりなければ、普通にGoogle検索で調べることになるでしょう。
SNSや広告を見た人もHPをチェックします
SNSや広告で御社・貴店を見付けた方は、SNSの投稿や広告だけで判断するでしょうか?
特に高価であったり、後々への影響が大きい商品・サービスの場合、多くの情報を集めたくなるものです。
公式ホームページもチェックすることでしょう。
その時に、ホームページがメンテナンスされていないと、どんな印象を与えるでしょうか?
これに関する興味深いプレスリリースを見つけたので紹介します。
就活生の9割は、デザインや情報が古いHPに悪印象を持つ
こちらは就職活動中の大学生1,030人に実施したアンケートをまとめたもので、その中に「デザインや情報が古いことによる志望度への影響」という項目があります。
ホームページのデザインや情報が古いと、その会社への就職志望度に影響するのかどうか、就活生はどう答えたのでしょうか。
- 「とても影響する」26.7%
- 「やや影響する」61.1%
- 「影響しない」12.2%
あわせて9割近くが、ホームページの情報やデザインが古いと、会社への関心や志望度が悪い影響があると回答しました。

アンケートに答えた学生のコメントも掲載されているので見てみましょう。
デザインや情報が古い会社HPに対する就活生の回答
「影響する」と回答した人の意見
- 採用ホームページのデザインや情報が古いということは、採用に関してあまり重きを置いていないのではないかと考えてしまう。 <理系男子>
- 採用にあまり力を入れていないという印象を受けて、新卒に対する待遇や社風について不安を感じる。 <文系女子>
- 企業の顔ともいえるような採用HPに手が回らないほど、業務が切羽詰まった状態なのだろうかと不安になる。 <理系女子>
- 情報が更新されないと時代の変化に追いついていない、採用に力を入れていないと考える。 <文系男子>
- 企業情報が古いことで、時代の波に乗り切れていない印象。また情報が更新されないことで、最近の社員の働き方のイメージを掴むことが難しい。 <理系女子>
- IT通信系の業界を見ていたので、会社の「顔」であるホームページに力を入れていない企業は、どうなのかと思うこともあった。 <文系男子>
- デザインが古いと会社のシステムも古いのではないかと思う。 <文系女子>
「影響しない」と回答した人の意見
- 求めている情報がわかればデザインは気にしない。 <文系男子>
- 虚偽の情報ではない限り、影響はない。 <文系女子>
- 内容が重要でありデザインの新しさは不要。 <文系男子>
「影響する」と答えた方の意見を読むと、デザインや情報が古いままのホームページは不信感や不安感を刺激するようです。
「HPが古くても志望度に影響しない」と答えた人の真意
残り1割の方は、特にデザインを気にしないと答えています。
しかし回答をよく読むと、「影響しない」のはデザインの古さであって、必要な情報は掲載していないと困るようです。
確かに、就活生は
- 就活に必要な情報を得るため
- ここに就職して大丈夫かどうかを判断するため
にホームページを見ているのに、
- 企業説明会の案内が載っていると思ったら5年前のものだった
- 会社案内に載っている役員が退職していた
と、古い情報が更新されないまま載っていては、「この会社に就職して大丈夫かな」という懸念を抱いてしまいます。
就活生にこういった懸念を抱かせないためには、自社ホームページで
- 掲載している情報を最新に保つ
- デザインを新しくする
といった施策が必要だと言えます。
そして、見る方にホームページの情報やデザインを吟味されるのは、就活生向けのホームページだけでなく一般のホームページでも同じです。
ホームページの見た目や情報が新しくなっていないと、自社の専門分野に関する技術や情報もアップデートされていないように思われるのではないでしょうか?
HPを見る方に良い印象を与える5つの対処法
ここまで書いてきた事を踏まえて、必要な対処を挙げていきます。
古い情報を削除・更新してホームページの情報を最新に保つ
ホームページに載せている情報はできる限り最新に保ってください。
特に、様々なホームページを見てきた経験では、下記の項目は更新し忘れることが多いです。
- 商品やサービスについての情報(料金の改定など)
- 営業日時
- スタッフ紹介
- アクセスページに載せている目印になる建物
「HPを更新している」ことをアピールする
「特に更新するような項目が思い当たらない」という場合もあるでしょう。
そんな方は、「今月の休業日」や「年末年始・ゴールデンウィーク・お盆の臨時休業」など、ちょっとしたお知らせで良いので載せていきましょう。
「お客様の声」をお寄せいただいたり、「新商品・サービス」を開始したりする際は、ぜひ載せてください。
そうすることで、「弊社はお客様のことを考えてホームページを運営しています」というアピールにもなります。
スマートフォン対応ができていないなら対処する
スマホでHPを見る人の割合が、パソコンで見る人の割合を超えたのが10年前(2014年)です。
ほとんどのスマホユーザーにとって、スマホに対応したホームページが当たり前になっています。
そんな人がパソコン用ホームページがそのままスマホで表示されているのを見たら、かなりの確率で前のページに戻ってしまうことでしょう。
スマホに対応したホームページに新しく作り替えるか、今のホームページをスマホ対応させるかのいずれかをオススメします。
SSL対応ができていない場合も今すぐ対処を
SSLという「パソコンやスマホとインターネットのサーバーとを繋ぐ経路を安全に保つ仕組み」も、今や導入が当然となっています。
そして、SSLに対応していないホームページにアクセスすると、たとえば iPhone の safari ではアドレス欄に
【安全ではありません】
という警告が出ます。
パソコン版Google Chromeの場合、アドレス欄に表示されるのは
【保護されていない通信】
という警告です。
こういう表示を目にした人が「何これ、怖い!」と前のページに戻ってしまっても無理はありません。
今すぐにSSL対応をおこなうことをオススメします。
SSL対応をご自身でされるための手順と、当会に代行する際の料金などを下記ページに掲載しております。
SSL対応をお考えの方はご一読ください。
ホームページの表示速度が遅いなら改善する
ホームページの外観とは直接関わりませんが、表示される速度が遅いのも悪印象を与えます。
多くの調査では「表示に3秒以上かかると前のページに戻ってしまう」人が激増するとされています。
いつの間にかホームページの表示が遅くなっていることもありますので、Googleの「PageSpeed Insights」で表示速度をチェックしてみてはいかがでしょうか?
これでスコアが50を切っているようなら改善する必要があります。
どこが問題なのかを表示してくれますので、指示に従ってホームページを改善してください。
「改善点を見てもよくわからない」
「自分では手に負えなさそうだ」
という場合には、当会で表示速度の高速化を承ります。
どうやってホームページを新調するか?
ところで、一口にホームページを新しくすると言っても、いくつか選択肢があります。
WordPressで作ったホームページをお持ちの方
WordPressは外観(テーマ)の変更が簡単にできますので、新しいテーマに変更してみるのも一案です。
以下の手順で導入できますのでお試しください。
- 管理画面の左メニュー【外観】をクリックして、切り替わった画面で【新規追加】ボタンをクリックします。
- 切り替わった画面で【特徴フィルター】ボタンをクリックします。
- 最近は左右にメニューがない外観が流行りですので、右側の【1カラム】にチェックを入れて【フィルターを適用】ボタンをクリックします。
- 【1カラム】に設定できるテーマがあれこれ出てきますので、気に入ったものを選んで【インストール】ボタンをクリックします。
ただし、新しいテーマを適用してしまう前に、見た目に問題がないかをチェックしたいところです。
Theme Switchaプラグインを利用すれば、テーマを切り替えずに新しいテーマをテストできます。
導入方法などは下記ページが詳しいです。
Theme Switchaで変更したいWordPressテーマを公開前にテスト
そもそも何をどうしたら良いかわからない方
ホームページを変更する必要があるのかどうか、その場合はどこをどうすれば良いのかのご相談を無料でお請けいたします。
恐れいりますが、御社ホームページのURLをメールでお知らせください。
ホームページを見せていただいて、何が必要かを調べてみます。
ホームページをご自身で手直しされるという方
自分で手直しをするので分からない事だけ相談したいという場合は、SEOブートキャンプをお申込いただき、メール相談をご利用ください。
WordPressで全面的に作り直しを依頼したい方
当会では、SEOに有利で、ご自身で更新できるホームページの制作を承っておりますので、ご要望などお聞かせください。
ご質問も承っております。
ホームページに関するご相談は、下記フォーム・LINE公式アカウントで承っております。
「何をどうしたら良いかわからない」という方や、「ホームページを一部手直ししてほしい」という方は、お気軽にお問い合わせください。
必要な作業内容や費用を見積もった上で返信いたします。
自社ホームページを見る方に、放置された印象ではなく良い印象を与えられるように、できる限りこまめに掲載する情報を、そして必要に応じて外観も新しくしていきましょう。
投稿者プロフィール

- 地元密着なび代表
-
全国の小さな施術院やお店・事務所がインターネットを使ってお客様を増やすための手助けと、メルマガ&ブログでの情報発信をしています。
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