目次
文章などを公開するときには、できる限り思い込みを書いてしまわないよう心がけたいものです。
そのためには、どんな思い込みがあるのかを知っておくと役立ちますので、いくつか紹介します。
思い込み1:これくらいは誰でも知っているだろう
子供の頃に買ったナゾナゾ本に、このナゾナゾが載ってました。
・問い:宮本武蔵には子供がいたでしょうか?
→答え:いない。武蔵小金井(武蔵子がねえ)
・問い:宮本武蔵は子供が好きだったでしょうか?
→答え:好き。武蔵小杉(武蔵子好き)
当時はこの答えを見ても全く意味不明でした。
「ええと、武蔵小金井とか武蔵小杉とか何?」ってなもんで。
この「武蔵小金井や武蔵小杉が関東の地名だ」と知ったのは、もう少し大きくなってからのことです。
…そんなバリバリの東京ローカルネタを生粋の大阪人が知るか!
別に子供の頃に乏しい小遣いで買ったナゾナゾ本の恨み言を言いたいわけではありません。(言ってますが)
「自分が当たり前に知っていることは、みんなにも通じるだろう」
という思い込みは意識して疑いましょうと言いたいのです。
「この言葉くらいは知っていてもらわないと困る」
「この文章の意味が分からない人にはお客様になってほしくない」
という意図で、自覚的に業界用語などを混ぜるのは良いです。
そこまで反対することはいたしません。
しかし、専門用語や難しい言葉を使っているという自覚なしに、お客様が分からない言葉を使ってしまうのは危険です。
「このホームページは何を書いてあるのか分からん」
と、お客様をよそに追いやってしまいかねません。
こういう事はなかなか自分では気付きにくいものです。ほかの人に読んでもらうなどしてチェックしましょう。
思い込み2:子供・大人・男・女だからこうだろう…
近所のショッピングモールにあるフードコートで夕食を食べました。
息子(当時は小学生)と妻はサイコロステーキ定食を頼んだのですが、その時に、ショッピングモールが主催している【サービスNo.1店舗コンテスト】への投票用紙をもらいました。
私と妻はそれぞれお気に入りの「よその店」を書いたのですが、息子は律儀にそこのステーキ屋さんの名前を書いたのです。
で、息子は食べ終わった後にステーキソースが、
自分には甘口、妻には辛口
が付いていた事を知りました。息子は辛いのが大好きで、逆に妻は辛いのが苦手だというのに。
「お父さん、さっきの投票用紙貸して」
回収した投票用紙を渡すと、さっき書いたステーキ屋さんの店名を消して、別のお店に書き換えてしまいました。
これで「二度とあそこのステーキは食べたくない」と息子が言い出すことはさすがにないでしょうが、人によってはそこまで腹を立てることも有り得ます。
「子供だから甘口でいい」
「大人は辛口の方がいい」
傾向としてはそう言えるかもしれませんが、おおよそどんな場合でも、原則には例外が付き物です。
今までの経験や自分の常識で
「●●は××だろう」
と決め込むと、お客様を怒らせてしまうかもしれません。
くれぐれもご用心ください。
「ふつう●●は××だろう」という常識があっても、常識から外れている人はいるもんです。
思い込み3:今までこうだったから次も同じだろう
「機動戦士ガンダム」というアニメをご存じでしょうか?
ガンダムという全長17mの人型ロボット(作中ではモビルスーツと呼ばれています)にパイロットが乗り込んで敵と戦います。
敵軍にシャアというエースパイロットがいます。彼は、赤くて通常の3倍速く移動できるザクというモビルスーツなどに載っています。
ここまでの予備知識を踏まえた上で、こちらをごらんください。

「ガンダムのストレートパンチが敵のシャアにめいちゅう」
…ちょっと待て!
復習しましょう。
ガンダムは全長17mの人型ロボットです。
シャアは人型ロボットに乗り込む敵方のパイロットです。
なんで17mのロボットに2mもないパイロットが生身で殴られてるの?
とまあ、ガンダム以降のロボットアニメに慣れ親しんだ脳みそでこの塗り絵を見ると、腹筋が鍛えられるくらい笑えます。
でも、当時も腹筋が鍛えられるくらい笑えたんでしょうか?
ガンダムからもうちょっとロボットアニメの歴史をさかのぼると、
・勇者ライディーン:
プリンスシャーキンというイケメン敵役の元祖が最後に巨大化して、ライディーンと死闘を繰り広げました。
・超電磁ロボ・コンバトラーV:
ガルーダというイケメン敵役が色々あって、自分に良く似た巨大ロボットに載ってコンバトラーVと最後の死闘を繰り広げました。
ガンダムの前年に同じ枠で放送されていた「無敵鋼人ダイターン3」だって、敵のメガノイドは巨大化して戦っていたのです。
これが「ガンダム以前の常識」だったと言っても良いでしょう。
そこへもってきて、
シャア(右)とプリンスシャーキン(左)が似てる。
※名前と顔が似てるのは偶然ではありません。
そりゃ塗り絵作家の人が、ついガンダムとシャアにどつき合いをさせてしまっても無理はありません。
だって今までロボットアニメといったらそんな感じでしたから。
ところが、ガンダムはそういうロボットアニメではなかった。
たぶん、ガンダムの放送開始前に絵を見せられただけで塗り絵を作っちゃったんでしょうね。
こんな風に「今までこうだったから今回も同じだろう」と思い込んでしまうと、突然ルールや常識が変わってしまったりします。
お互い、心したいものです。
思い込みを公開してしまわないための対処法
- 少しでも「あれ?」と思ったら調べる
- 誰か別の人の目でチェックしてもらう
この2つを心がけていただくことが必要でしょう。
もっとも、1人で仕事をしていたら「別の人の目」はありませんし、完全に信じ込んでいる事について「あれ?」と思うのも難しいです。
その場合は、書いた文章を生成AIに貼り付けて、以下のプロンプトでチェックをしてもらうことをオススメいたします。
下記の文章に、思い込みや事実誤認、偏見があれば抽出し、改善案を出してください。
ただし、油断していると生成AIは平気でデタラメを書きますので、特に「事実誤認」の指摘については裏取りが必須です。
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