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                        | 不景気でも儲かり続ける店の経営者には共通点があります。
 そのひとつが、子供のような目の輝き。
 自分自身がつくった商品を差し出し、溢れるほどの笑顔とともにその商品の特徴を語ります。なぜ、その商品をつくったのか? また、どのような方法でつくったのか?
 その商品が、いかに世の中を豊かにするかを躍動的に語ります。それはまるで、子供が将来の夢を語るかのように。
 彼らの思いはストレートに伝わってくるので、消費者は思わず財布の紐を緩めてしまいます。その結果、店は繁盛する。
 また、自分が惚れ込んだ商品が世の中に認められていくから、彼らの目はさらに輝きます。
 さらに同時に、自分の商品を認めてくれたお客様に対して、感謝の気持ちを抱くようになります。「ありがとう」だけでは物足りず、メールや手紙を書くようになります。
 すると今度は、それを受け取ったお客様が喜びます。店の経営者から手紙をもらうという経験はありませんから、その心遣いに感動するのです。
 一方、売れない店の経営者は、なかなか商品に目が向きません。さまざまな方法で告知しているにもかかわらず、客足が少ないため、商品を信じられません。そんな思いで売っている商品を、消費者が「買いたい」と思うわけがありません。
 だから、当然お客様への感謝の気持ちも沸いてこない。その結果、さらに客足は遠のき、売上げは減少の一途をたどっていく……。
 スタート時点のボタンの掛け間違いが、長い年月の間に大きな差を生み出す結果となります。何が良くて、何がいけなかったのか?
 大きな差を生み出した要因を一言で言い表すと、それは「心の絆」です。
 繁盛店経営者はお客様が喜ぶ顔を見たくて、より良い商品を作ります。一所懸命につくった商品だから、今度はそれを手にしたお客様が喜びます。
 すると、さらに経営者の喜びが増し、買ってくれたお客様に感謝の気持ちを伝えます。その結果、お客様が感動し、再び店に足を運んでくれるようになる。
 
 それはまるで、店はお客様のために、お客様は店のためにエールを送り合っているかのようです。やがて、両者の間には確固たる「心の絆」が芽生えます。
 繁盛店が繁盛している最大の要因がこの「心の絆」にあるのです。
 本書では、その「心の絆」を芽生えさせるための具体的な方法論を紹介していきます。
 
 1章では、新規客以上に既存客を優遇するメリットとその理由についてご説明します。
 2章では、店の売上げを上げるための正しい流れについてご説明します。
 3章では、低リスクな新規客獲得法と、顧客情報収集の重要性についてご説明します。
 4章では、精読率の高いニュースレターの重要性・作成法についてご説明します。
 5章では、お客様を感動させる「ポストカード販促」についてご説明します。
 6章では、3つの「繁盛店の永久不変の法則」についてご説明します。
 
 全体を通して難解な手法は何ひとつありません。全て誰でも今日からできることばかりです。
 また多大額な経費がかかることもないし、その必要もありません。
 本書を読むことで、販売促進と商売の全体像が掴めることでしょう。
 
 2011年3月 株式会社ザッツ 代表取締役 米満和彦
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