整体院　晴々(セイタイイン　ハレバレ)

【幼い頃の記憶】
本当に両親が仕事で忙しく実家近くにある曾祖母、祖父、祖母の家へ何度も通っていました。
曾祖母、祖父、祖母は一緒に暮らしており、幼い頃はそこが僕の遊び場であると共に、心の拠り所となっていました。
夜、両親の帰りが遅い時は「おばあちゃん家で寝る」というのが当たり前になっており、なかなか寝付けない時は、よく曾祖母が子守り歌を歌って寝かしつけてくれていました。(ハトポッポの子守唄をよく歌ってくれていました。笑)
母の話しだと、夜実家で寝ていても急に起き上がり「おばあちゃんの所へ行く」と泣きながら訴えていたそうです。
母の立場はいづこへ･･･(笑)

曾祖母の口癖は決まって「ようすけは必ず人の役にたつ子に育つよ」「いい子だね」「優しい子だね」と頭を優しく撫でながら繰り返し言ってくれていました。
私が寂しく、1人で遊んでいる時には祖父が大好きなウルトラマンのおもちゃを買い与えてくれていました。
深い愛情を注いでくれた曾祖母・祖父・祖母には今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
そんなある日、衝撃的な場面を目の当たりにしました。

それは･･･
祖父がいつものように着替えていると、大きなコルセットをつけながら、とても苦しそうな顔をしていたのです。
「大好きなおじいちゃんが凄く苦しそうな顔をしている。」

そんな光景を見た私は不安な気持ちでいっぱいになりました。
それもそのはず
祖父は私が生まれる1年前に、交通事故で腰の骨を折り、背骨をつなぐ大手術をしていたのです。
仕事が大変な時期は、いつも辛そうな顔をしていたのを鮮明に覚えています。
そのような経緯もあり、高校生へ進んだ頃には、リハビリテーションに興味を持つようになりました。
リハビリテーションとは、身体に何らかの障害を負った方が、再び社会へ復帰するために身体のケア・精神のケアなどを包括的に手助けするお仕事です。

【いざ！リハビリの学校へ！】
何事も一直線な私なので、リハビリに興味を持ちリハビリの仕事に就きたい！と決まった瞬間から既に全力疾走！！！
当時通っていた高等学校からは推薦を頂いたので、リハビリテーション大学へ受験するためには、面接と論文のみでした。英語に関してはThis is a pen！位しか分からなかったので本当に助かりました。

～面接当日～
「あれ？今日は体もだるいし様子が変だぞ？」
「面接当日だから緊張しているのかな？こんな丈夫な体なのに？！そんなバカな･･･」
そんな事を考えながら体温を測定。結果は39.3度
そうです。その時期はインフルエンザが猛威を振るっていたのです。
不味い。これは非常に不味い。ここで休んでしまったら、リハビリの道が途絶えてしまう･･･。
そんな考えが頭をよぎり、考え出した答えは･･･
“根性で面接と論文を乗り切る！”
面接本番は、自分に対して「いつもと同じ！元気元気♪」なんて言い聞かせていました。
今考えたら、本当におばかなことをしたなと反省しております(笑)
根性で無事面接を終えると、帰りの車ではグッタリ･･･。
後日、結果が通知され、見事リハビリテーション大学に合格！天にも昇る気持ちでした

～念願の大学生活～
解剖学・生理学・基礎運動学・心理学。初めて聞く科目ばかりで不安でしたが好きなことなので一生懸命勉強をしました。
机と向かい合っている時間が多かったためか、この辺りから腰に違和感を感じるように･･･。
3年生、4年生に進学し、いよいよ病院で患者様を実際に評価・治療をさせて頂く長期実習の時期がやってきました。
長期実習ではしゃがんでいる態勢が多く、腰に違和感を常に感じていた私にはとても辛かったです。
そして、その日は訪れました。
3年生の長期実習が無事終了し、自宅で勉強をしている時
教科書を本棚から手に取り振り返った瞬間、グキ！！！という音と共に腰に激痛が走り、その場で崩れ落ちてしまいました。
動こうにも動けず、脂汗を流しながら数十分程その場で硬直していました。
あまりの痛さに立っているのも辛く、腰を丸めながら何とか姿勢を保ち、痛みを我慢しながら立っていました。
特に着替えるのと靴下を履くのが辛すぎて、脂汗が滝のようにふきだして止まりませんでした。

その日のうちに整形外科を受診し、レントゲンを撮ってもらったところ、骨には異常なし。
40分以上待合室で待たされた挙句、痛み止めの薬と湿布を出されて痛い部分には全く触らず、「様子をみてください。」と言うだけ。
次の日、腰の痛みは一向に変わりませんでした。
湿布を貼ってもひんやりして「気持ち良いだけ。」
薬を飲んでも一時的に痛みは軽減するも「すぐにまた痛くなってしまう。」

そこで、地域で有名な整骨院へ行きました。
腰を痛めた経緯を伝えると、ベッドへ横になるよう指示され、特別何か説明が有るわけでもなく腰に電気を流す治療、そのあとは腰を強くギュウギュウ押されて治療終了。
痛みはよくなるどころか、もっと増してしまいました。

翌日、大学の講義には出席できず、身体を丸め、足を引きずりながらカイロプラクティックの整体院へ。
数分の問診が終えると、座った状態で検査し、腰の骨がずれていると言われ横になりました。そこでもギュウギュウ押され痛みを堪えつつ我慢していると、腰をゴキゴキ！と無理やりひねられました。

腰はもっと痛くなり、全く動けない状態に。
その日から1週間、ベッドから起き上がることもできず、ただひたすら寝ていました。
大学へ行って講義を受けたくても受けれない自分に対し、悔しくて悲しい気持ちでいっぱいになりました。そして、腰を治せず、更には悪化させた治療家に対して、恐怖心と絶望感を抱いていました。

～何とか動けるようになり4年の長期実習突入～
その頃には腰の状態も良くなっていたのですが、相変わらず腰には違和感が･･･。
4年生の実習では、人生の転機となる出会いがありました。
それは、実習先の先生と、先生のご友人である東京の大きな病院で勤務されている方でした。
実習先の先生は患者様のことを第一に考え、痛みや出来ない動作の原因を奥深い所まで考え抜き、脳卒中や痛みで歩けなくなっている患者様を歩かせる事のできる数少ない治療家でした。
また、東京で勤務されている先生は愛に溢れ、人間性も素晴らしく、治療技術がずば抜けていました。この出会いは人生を変える大きなキッカケとなりました。
実習を終え、いよいよ国家試験に向け勉強に取り組み、将来どの病院へ努めようか悩んでいた所
「祖父のように心から困っている人の手助けがしたい。」「自分のように苦しんでいる人を治したい。」
という根本的な考えに立ち返り、愛に溢れ、治療技術のずば抜けた東京の先生のところへ行こうと強く決意しました。

～国家資格を取得し、単身で東京の病院へ飛び込む～
尊敬している先生と一緒に働ける環境に対して、とても幸せな気持ちでいっぱいでした。
その先生に、今まであった慢性的な腰痛を相談しました。
そうするとすぐ診て頂けることに！
原因を指摘されながら治療して頂き、治療が終わる頃には･･･
ずっと腰に違和感と痛みがあったのが嘘のように消えてしまいました。
驚きを隠せなかったのは今でも覚えています。
その日から、その先生に追いつけるように必死で技術と知識を身につける日々に追われ、毎週のようにセミナーへ訪れていました。

セミナーでは「ここが痛かったら、とりあえずここを治療しろ！」と言うばかり。
それを病院の患者様で実際にためしてみるも全く効果は出ず。
最悪の場合は痛みを更に引き起こしてしまうことでした。
悩んでいる末、憧れの先生から言われたのが「人間の身体はすべてつながっていて、痛い場所は単なる”結果”であり結果には必ず”原因”がある。”原因”をつきとめて”原因”に対して治療を行うことで痛みを根本的に治すことができる。」
ということでした。
つまり、腰痛の患者様に対して、腰痛という”結果”だけをみて治療を展開しても何も効果はなく、腰痛の”原因”をつきとめ、その”原因”に対して治療を行う。
結果ではなく原因に着眼する。
「痛みのある場所に原因はない」
当たり前のようで、今までの私には無い視点でした。
それ以来、私の現場での患者様の改善率が大幅に向上し、多くの患者様から喜びの声を頂きました。治療家という仕事が天職だと感じ、心から好きだと言えるようになりました。

入院患者様、外来患者様を担当させて頂く中で、患者様から「うちの家族も家の中で歩けなくて小田嶋先生に診てほしい。」「私の友人が痛みで動けなくて困っているから診てもらいたい」という多くの声を頂くようになりました。
そこで初めて病院外にはもっと困っている多くの方がいる。という事実を知りました。

～燕三条の腰痛撲滅～
病院には入院できず、痛くて苦しくて悩んでいる多くの人がいる事実を考えながら悶々とした日々を迎えていましたが、ついに我慢の限界！
独立しよう！そしたら病院に入院しなくても自分の施術を提供できる！
そうした考えから「慢性」腰痛専門の整体院へと人生の舵をきることになったのです。
世の中の治療院で、「腰が痛い」との訴えに対し、「腰」に対してのみ治療を行い、結果腰痛は改善できず、その場しのぎの治療を受けてしまっている方が多くいます。
また、医師より「手術以外ではあなたの腰痛は改善しない」「トシのせいだからしょうがない」とまで言われてしまった方が世の中には多くいます。
これはとても危ないことですし、最短距離で回復することを邪魔します。
私は自分の施術を通し、病院や整骨院でその場しのぎの施術を受けて、なかなか改善しない人や、どこに行っても改善しない人を助けたいという強い想いがあります。それがこの仕事のやりがいです。
痛みやお身体の不調があるためにやりたいことを我慢しなければならない。
そんな悩みを抱えている方を一人でも多く助けられるよう誠心誠意、全力でサポートさせて頂きたいと思います！！多くの笑顔が見れるよう精一杯やっていきますので、今後もよろしくお願い致します！
とても長い文を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました(*^^*)

今まで身につけた技術や知識を"本気で痛みを解消したいあなた"だけにオーダーメイドで施術をご提供致します。
あなたの笑顔が見れるのを楽しみにしています。